FM NACK5の第345回番組審議会が、5月12日(火曜日)にさいたま市浦和区内で行われ、片岡直子委員長(詩人)、中島祥雄委員(大宮西武ビル代表取締役社長)、兼高聖雄委員(日本大学芸術学部教授)、安福順二委員(フリージャーナリスト)、石井義行委員(団体職員)、萩原由浩委員(自治体職員)が参加して行われました。FM NACK5からは、森口達治放送本部長、編成制作部 横地裕道次長、編成業務部 谷井佳輔課長、編成制作部 鈴木彩香の4名が参加しました。今回は、2026年4月16日(木曜日)に放送されました『キラスタ』を試聴していただいた後、ご意見を頂戴しました。
この番組は、月曜日・火曜日にお笑い芸人、水曜日・木曜日にアーティストと異分野のパーソナリティーをメインに据えて、放送・イベント・SNSを連動させながら、夕方から夜に掛けて「キラッとする話題と音楽」をお届けする生放送ワイド番組です。
委員の皆様から頂いたご意見は次の通りです。
○三浦祐太朗さんのソフトな語り口、斉藤百香さんのはっきりしたキャラクターの対比が良く、初めて聴いた方でも楽しめる構成になっていると思います。前半のコーナーでは三浦さんがリスナーにおすすめする楽曲を紹介していましたが、熱のあるPRが良かったと思います。スポンサー提供コーナーについては、営業的すぎる内容になっているため、違和感がありました。
○日頃、仕事終わりの車中で聴取している番組ですが、三浦祐太朗さんの安定感あるトークと、斉藤さんの器用な進行はそれぞれ印象が良く、楽曲・ニュース・天気・交通情報がバランスよく配置されている構成だと思います。ドライバーにとっては、良い意味で何も考えず楽しめる番組になっているのではないでしょうか。「アニメの木曜日」とされていますが、アニメを知らないリスナーでも入りやすい内容でした。時折、マニアックな会話が入ることもあるため、解説を入れながらお話いただけるとさらに良いと思います。
○「キラッとする話題・音楽」というコンセプトは良いと思いますが、楽曲をOAする際にどのようなポイントが「キラッとする」というコンセプトに合致しているのかを説明することが重要だと思います。例えば、アニメの主題歌である楽曲を紹介する際に、そのアニメがどういうもので、楽曲にどういう魅力があって…という部分を丁寧に伝えて欲しかったと思います。「空き巣」をテーマとしたトーク展開は、防犯的な啓発も込めてリスナーに伝えていて良かったと思いました。営業コーナーも個人的には親しみがわく内容でしたが、PRを前面に出しすぎているという声も理解はできるため、今後は慎重に制作すべきだと思います。
○NACK5の中でも長寿番組であり、安定した聴きやすい番組でした。裏を返せば、特徴が少ない番組と感じる部分もありました。どうしても「キラスタ」を聴取したい!というモチベーションを生むための仕掛けが必要だと思います。マニアックな内容に振るのか、広く一般のリスナーを獲りに行くのか、狙いが曖昧に感じました。パーソナリティーは潜在能力が高い方々が揃っているので、もう一歩踏み込んだ番組を目指してほしいです。
○非常に綺麗にまとまっている番組ですが、ある種の退屈さも感じました。漫然とアニソンをOAするのではなく、この番組・このパーソナリティーが偏愛をもって刺しに行く楽曲、という視点が足りないと思います。「キラスタ」の世界観を自分勝手に打ち出してもよいのではないかと感じました。例えば、前半は万人受けするトークや営業コーナーを入れ込んでおきながら、後半は一気にマニアックなアニメ・アニソンの世界に引き込むなど、思い切った感覚が重要だと思います。
○木曜日のキラスタは「アニメ×NACK5」というイメージを打ち出すために重要な枠だと思います。18時から20時の時間帯は、主婦にとっては忙しい時間帯ですが、家事をしながら安心して聴いていられる番組という印象がありました。アニメには詳しくありませんが、無理なく聴いていられる番組で、ながら聴取だと自身の注意が散漫になる瞬間がありますが、「空き巣対策」など気になるワードも飛び込んでくるので、2時間楽しませて頂きました。
2026年5月
第345回 番組審議会
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