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2024年2月

第322回 番組審議会

FM NACK5の第322回番組審議会が、2月13日にさいたま市浦和区内で行われ、片岡直子委員長(詩人)、中島祥雄委員(大宮西武ビル代表取締役社長)、兼高聖雄委員(日本大学芸術学部教授)、安福順二委員(フリージャーナリスト)、堀口忠芳委員(埼玉県県民生活部青少年課・企画・非行防止担当・主幹)、石井義行委員(団体職員)が参加して行われました。


FM NACK5からは、片岡尚代表取締役社長、森下浩行常務取締役、森口達治放送本部長、廣瀬紀子編成業務部長、中山貴大編成制作部課長代理、谷井佳輔編成業務部課長代理の6名が参加しました。今回は、2024年1月26日(金曜日)24:00~24:30に放送されました「クジラ夜の街のメタラジオ」を試聴していただいた後、ご意見を頂戴しました。
今回の「クジラ夜の街のメタラジオ」は、「ファンタジーを創る」を標榜するバンド・クジラ夜の街が、等身大の姿をリスナーにお伝えし、ファンリスナー以外にも自身の魅力を伝えていくことを目指す番組です。



委員の皆様からいただいたご意見は次のとおりです。


◎複数人で会話をしている音声がそのまま流れるため、言葉が重なってしまい聴き取りづらいと感じました。トークで出てくる話題も、分かる人とそうでない人がはっきり分かれる内容であり、ついていけませんでした。「ツボになるクジラ」のコーナーでは、リスナーの声を拾って紹介するなど、パーソナリティーとリスナーの一体感が出るような内容に改善すれば良いと思いました。


◎20歳前後のパーソナリティーであることを考慮しても、言葉遣いが良くないと感じます。
音楽も1曲しかかからないため、変化の少ない番組だと思いました。また、トークをしているというより、雑談を聴いているような印象であるため、もう少しリスナーに語りかけることを意識して番組を制作した方が良いと思います。


◎演出を入れずパーソナリティーに自由なトークをさせるスタイルは、挑戦的・実験的な番組であると感じました。しかし、「クジラ夜の街」のファンではないリスナーが、この番組を聴いてバンドのファンになるかどうかは疑問でした。彼らの魅力が存分に伝わる内容とは言えないのではないかと思います。


◎アーティストっぽいクリエイティブな表現も出てきており、面白くなる可能性は感じました。しかし、全般的には内輪ノリという印象が強く、リスナーの居場所が無い番組だと思います。番組を聴取することでバンドに興味を持ち、彼らの音楽を知りたくなるという流れを作ることがベストだと思いますが、現状はそのようになっていないのが残念でした。

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