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2022年6月

第306回 番組審議会 報告

FM NACK5の第306回番組審議会が、6月14日にさいたま市浦和区内で行われ、片岡直子委員長(詩人)、中島祥雄委員(大宮西武ビル代表取締役社長)、PANTA委員(ミュージシャン)、兼高聖雄委員(日本大学芸術学部教授)、安福順二委員(フリージャーナリスト)、石井義行委員(団体職員)、堀口忠芳委員(埼玉県県民生活部青少年課・企画・非行防止担当・主幹)が参加して行われました。FM NACK5から、片岡尚代表取締役社長、森口達治編成部長、山村太郎制作部長、廣瀬紀子編成部担当部長、横地裕道編成部課長、5名が参加しました。今回は、2022年5月29日(日曜日)、6月5日(日曜日)5時から5時30分に放送しました「はんざき畑」を委員の皆様に試聴していただいた後、ご意見を頂戴しました。


今回の「はんざき畑」は、「ショッピングモールの歌姫」からメジャーデビューを果たし、今や幅広い人々の心に歌を届ける半﨑美子がステキな朝を彩る30分番組。北海道の大きな大地で育ったシンガーソングライター半﨑美子の歌には「土壌」「根っこ」「植物」などが多く出てくる事から「はんざき畑」と名付けられました。その畑を通して、半﨑美子が優しい言葉と歌声で夜通し頑張った人や、朝早く活動している人達に気持ちの良い時間をお届けする番組となっております。


委員の皆様からいただいたご意見は次のとおりです。


◎今回番組2回分を聴きましたが、5月29日はトークや空気感も良く、リスナーからのメッセージもバランスよくまとめられていました。6月5日の放送では半﨑さんが言われていた通りゆったりとしたトークと半﨑さんの歌やイベント案内、リスナーからのメッセージもあり熱烈なリスナーには満足な内容だったと思いますが、紹介していたリスナーメッセージの中に半﨑さんの名前が出る事が多く感じ、本人のトークの中でもコンサートなどの宣伝が多く営業っぽいイメージが耳に残りました。出来れば聴いている側にもう少しスマートに伝えられたらいいと思います。


◎ 現実から離してくれる温かい雰囲気が、日曜日の早朝5時にとてもあっていると思います。番組の内容も水彩画の絵本の様で心地よく響いて、半﨑さんの過ごした北海道の雰囲気を感じました。全体の温かい雰囲気がNACK5らしく、忙しい日々の現実からほんの少し離してくれる心温まる番組だと思います。


◎半﨑さんの声が心地よかったので、全体的に番組はふわっと聴く事が出来ました。ただ番組内で紹介していたメッセージがファンばかりだったのと、本人の歌やコンサートの内容が多かったので、半﨑さん自身の話がもう少し聴けたらいいと思います。早朝の番組ですが夜にゆっくり聴いてみたい気がしました。


◎ 日曜日の朝、穏やかな気持ちにさせてくれる番組だと思います。このような番組は日曜日の早朝によくあるかと思いますが、出来ればもう少し遅い方がより穏やかに聴ける気がします。曲も力強く半﨑さんの話も響くものがありました。女性の方や日常に疲れた人達が番組を聴いてファンになりラジオを聴いてくれているのかなと思います。ただ、淡々と番組が進行している中、後半のコンサート告知が一番耳に残り、多すぎた感じがしました。好きな人は自分で調べると思うので、サラッと紹介をした方がいいと思います。


◎ 全体的に落ち着いて聴きやすい番組ですが、NACK5らしくない番組だと思いました。聴いていても日曜日の朝に置いている意味がよく解らなく、早朝に用事があって聴いている人だと眠くなりそうで、この時間の誰に向けた番組なのかをハッキリして欲しいです。ファン以外にも何を伝えたい番組なのか、と言う事が出せればもっと良くなると思います。


◎半﨑さんの番組は“透明で力強い歌声”と“ゆったりとしたトーク”と思いながら聴いているのですが、トークの印象が薄いです。企画には「みんなに寄り添う」とありますが、寄り添う意味として、ただ単にメールを読んでいるだけだとファンであればいいのですが、メールに対するコメントも少ない為、ファン以外に対しては厳しいと思います。番組の目的をハッキリさせてリスナーの幅を広げる工夫が必要だと思います。


◎半﨑さんの一番の魅力は「歌声」で、歌う人として凄いと思います。ただ、番組内では半﨑さん以外の話題が無いので、こんな感じなのかなと、一度聴いたら次は聴かないと思いました。歌声の力強さと比較するとトークが聴きにくいので、曲の様に力強さがある方がいいと思います。メッセージの所ではリスナーが自分で書いた詩を紹介していましたが、ファンの人は半﨑さんに心を開いていてストレートに伝えられる反面、そうではない人にとって自分は聴かなくてもいいと思えてしまうと思うので、ファン以外にも興味を持って貰える工夫をすると良いと思います。

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