FM NACK5の第308回番組審議会が、9月13日にさいたま市浦和区内で行われ、片岡直子委員長(詩人)、中島祥雄委員(大宮西武ビル代表取締役社長)、PANTA委員(ミュージシャン)、兼高聖雄委員(日本大学芸術学部教授)、安福順二委員(フリージャーナリスト)、石井義行委員(団体職員)、堀口忠芳委員(埼玉県県民生活部青少年課・企画・非行防止担当・主幹)が参加して行われました。FM NACK5から、片岡尚代表取締役社長、森口達治編成部長、山村太郎制作部長、萩原由浩取締役、廣瀬紀子編成部担当部長、中山貴大制作部主任、6名が参加しました。今回は、2022年7月12日(火曜日)、25時から29時に放送しました「ラジオのアナ~ラジアナ~」を委員の皆様に試聴していただいた後、ご意見を頂戴しました。
今回の「ラジオのアナ~ラジアナ~」は、音楽好きリスナー1人1人にとっての“居場所”になる深夜の生放送番組を目指しています。バラエティー豊かなパーソナリティー陣が独自の視点で未来を担うアーティストをどこよりも早く発掘し発信しながら、リスナーと一緒に「ラジアナ」という新しい音楽シーンを創っていく番組となっております。
委員の皆様からいただいたご意見は次のとおりです。
◎番組冒頭からパーソナリティー岩淵紗貴さんの“ラジオさばき”がとてもうますぎて驚きました。細かなバンド紹介も等身大の言葉で語られていてとても好感を持て、しっかりと自分の立ち位置からみた時代感を持ち、セルフプロデュース能力を持った逸材だと感じました。ゲストが登場してからの三人の会話も気負いなく、さまざまなロックアーティストの名前が登場してファンにとってもたまらないですし、ファンでなくてもつい引き込まれてしまう吸引力のある番組に思えます。岩淵さんも番組最後までテンションが下がらず、今後もステキなキャラクターとして育っていくと思います。知られていないアーティストの紹介も含めて、深夜に置かれたとても意義ある爽やかな番組でした。
◎夜中の長時間番組ですが、元気いっぱいに番組が進行してて疲れるのではないかと心配になりましたが、パーソナリティーの岩淵さん自身も音楽をやっている事もあり、選曲も良く元気づけられる番組だと思います。特に岩淵さんの紹介していたバンドや音楽の説明は非常に解りやすかったです。今回の「ラジアナ」は、各曜日ごとにイメージを持って番組を作っていると思うので、せっかくリニューアルしたのなら番組タイトルは変えた方がいい気がしました。
◎ 夜遅く聴く番組としてこのテンションが続くのは正直厳しく感じましたが、ドライバーや早朝に作業をしている人にとっては元気をもらえる番組なのかなと思えました。番組企画にある通りリスナー1人1人の居場所となれる所があると思うのでとても良いと思います。
◎ パーソナリティーが“ロックバンドのボーカル”という事もあり元気でとてもいいと思います。ただ、元気だとトークが早くなってしまうのではないかと心配しましたが、トークの間もしっかりしていて滑舌も良く、将来性のあるパーソナリティーだと思いました。新人を発掘するコーナーもネットと違いラジオで取り上げ紹介している事もいいですし、ゲストもお互いロックバンドなので会話も盛り上がっていて面白かったですが、ラジアナトークは内容がいまいちに感じたので今後に向けて検討して欲しいと思いました。
◎深夜の1時にテンションが高く、いい意味で目立っていいと思います。聴いて感じたのは、トーク力があり面白い人を見つけて来たなと思いました。新人バンド紹介も解りやすく、自身がバンドをやっているので岩淵さんの言葉としてリスナーへ伝えている事がとてもいいと思います。ただ、ゲストのバンド名が聴き取りにくかった事やバンドの紹介が長く感じたので、まず曲の紹介をしてからトークをした方がリスナーにもより伝わるのではないかと思います。
◎久しぶりに深夜にガツンとくるパーソナリティーを聴いた気がします。岩淵さんはハスキーな声でも聴きやすく、またマニアックな話をしていてもリスナーへ説明もしっかりしていて、解りやすく聴けました。新人発掘のコーナーで出演されたアーティストのライブへ行ってみたいと思わせた所は、ラジオの仕事としていい流れで好感が持てました。ただ勢いがよすぎで前のめりなのは、基本的な事が伝わらなくもったいないので、前のめり過ぎな部分を上手くコントロールが出来れば更に良くなると思います。
◎「ラジアナ」は深夜の番組ですが、この時間よりもう少し早い時間に聴いてみたいパーソナリティーだと思いました。パーソナリティーとして語れる分野も多く、リスナーに対して色々とアドバイス出来る人なので、リスナーもメッセージが送りやすいと思います。在り来たりの表現ではなく、自分の考えでリスナーも知らない事を本気で説明してくれているのが伝わり、また聴いてみようと思わせる番組だと思います。
2022年9月
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