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2020年11月

第289回 番組審議会 報告

FM NACK5の第289回番組審議会が、11月10日にさいたま市浦和区内で行われ、片岡直子委員長(詩人)、PANTA委員(ミュージシャン)、兼高聖雄委員(日本大学芸術学部教授)、佐々木則夫委員(大宮アルディージャ・トータルアドバイザー)、安福順二委員(フリージャーナリスト)が出席して行われました。FM NACK5から、森下浩行常務取締役、森口達治編成部長、山村太郎制作部長、酒向高幸編成部次長、廣瀬紀子編成部次長、5名が出席しました。今回は、2020年10月12日(月曜日)23時30分から24時に放送しました「前田亘輝YOU達HAPPY」を委員の皆様に試聴していただいた後、ご意見を頂戴しました。


今回の「前田亘輝YOU達HAPPY」は、人生の酸いも甘いも知る男・前田亘輝がお送りする30分です。時には大人としての経験を真面目に、時には童心に返り無邪気にトーク。前田亘輝と30年以上の親交がある放送作家・演出家の“カッパ”さんとの漫才のような掛け合いも好評です。週の始めの夜に、リラックスして聴いていただく番組となっております。


委員の皆様からいただいたご意見は次のとおりです。


◎ 前田亘輝さんが実際にしゃべっている声を初めて聴いた気がします。番組のゲスト“寿君”と前田さんの会話がお互いに気を使っていて、太鼓持ちの様な話題に聴こえました。後、前田さんの声がとても二枚目で驚いたので、前田さん一人だったらもっと聴いてみたいと思います。


◎番組で紹介していた、ゲストの“寿君”のレゲエ風「あー夏休み」がいつ流れるのか期待が高まっていたので、話の流れからエンディングでかかった事は、流れとして良かったと思います。
気になったのが、前田さんとゲスト“寿君”との会話を繋いでいる作家の声が聴き取りにくく、聴いていて疲れ、出来ればもう少しハッキリ話して欲しかったです。


◎今回の番組ゲストがレゲエの方でしたが、全体的にテンションが高めで聴いていて疲れました。内容も自分達だけで盛り上がっていて、聴いている側はシラケてしまう様な感じがしました。ゲストの方がどんな人なのかが伝わらず、せっかくであれば初めて聴く人に向けてキチンとゲストの紹介などをしっかりして、中身のある番組にして欲しいと思います。


◎ 番組のターゲットが“TUBUのファン”と、知っている人にだけ解る感じで番組前半が過ぎてしまった感じが気になりました。番組後半は、アーティストの若い世代がどうやって上がっていくのか、と言ったストーリーを“ドキュメンタリー”として聴けた事は面白かったです。ゲストの“寿君”の発音がとても良くて、日本語の“レゲエ”はキレイと言う事に驚きました。ただ、TUBUファンだけでいいのならこのままで良いと思いますが、他の人を獲得するのであれば少し考慮した方が良いと思います。


◎ TUBUの前田さんが話している言葉を初めて聴いて驚きました。曲や声だけを聴く事によって、前田さんに対して興味を持つ事が出来ました。ただ、番組を聴いているのは“TUBUファン”だけに思えたので、番組内容について“具体的な説明”も無く過ぎている様な感じに聴こえました。番組で紹介をしていたカバー曲も、TUBUのイメージが強くてあまり変わらない印象に感じました。

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