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2024年5月

第325回 番組審議会

FM NACK5の第325回番組審議会が、5月14日にさいたま市浦和区内で行われ、片岡直子委員長(詩人)、中島祥雄委員(大宮西武ビル代表取締役社長)、兼高聖雄委員(日本大学芸術学部教授)、安福順二委員(フリージャーナリスト)、石井義行委員(団体職員)が参加して行われました。FM NACK5からは、片岡尚代表取締役社長、森下浩行常務取締役、森口達治放送本部長、廣瀬紀子編成業務部長、谷井佳輔編成業務部課長代理、編成業務部・内藤興大の6名が参加しました。今回は、2024年2月24日に放送されました「N-FIELD」を試聴していただいた後、ご意見を頂戴しました。



今回の「N-FIELD」は、埼玉県をホームとするスポーツチームの情報をメインに、パラ・スポーツ、ユニバーサル・スポーツなどの情報も積極的に発信し、パーソナリティーによる体験取材等も織り交ぜながら、広くスポーツの魅力を発信していく番組です。


委員の皆様から頂いたご意見は次の通りです。

◎一方通行の情報発信ではなく、リスナーが参加しやすい番組構成になっていて良いと思います。パーソナリティーの白戸さんは親しみやすい印象ですが、ご本人のスポーツに対する熱い想いをもう少し深堀りして欲しいと思いました。コーナー企画「にわかスポーツファンへの道」は新しい知見を得られる良質な企画だと思いましたし、「ゆめのスポーツ名鑑」も地元である埼玉県のチームを応援していることが伝わる企画になっていて好感を持ちました。

◎3時間という比較的長めの放送時間ですが、気負わず、イージーリスニングすることが狙いならば良い番組だと思います。白戸さんはリスナーを飽きさせないよう、工夫しながらトークしておられましたが、少し聴き取りづらい部分がありました。重要なワードは繰り返し読んで頂くなど、より丁寧な言い回しを意識してほしいと思います。スポーツに関する情報は簡潔な印象を受けましたが、結果を伝えるだけでなく、チームや選手の個性やエピソードをじっくり語るような展開があるとさらに良くなると思います。

◎リスナーを飽きさせないように様々な企画が実施されていますが、一つ一つが薄い感じに聴こえました。番組のテンポ感を重視するあまり、リスナーを引き込む前に次の話題に移ってしまうため、没入しづらいと感じます。「ゆめのスポーツ名鑑」というコーナーは、じっくり楽しめるコーナーになっていると思いましたので、不定期放送ではなくレギュラー化するのが良いと思います。

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