FM NACK5の第319回番組審議会が、10月11日にさいたま市浦和区内で行われ、片岡直子委員長(詩人)、中島祥雄委員(大宮西武ビル代表取締役社長)、兼高聖雄委員(日本大学芸術学部教授)、安福順二委員(フリージャーナリスト)、堀口忠芳委員(埼玉県県民生活部青少年課・企画・非行防止担当・主幹)、石井義行委員(団体職員)が参加して行われました。FM NACK5から、片岡尚代表取締役社長、森下浩行常務取締役、森口達治放送本部長、廣瀬紀子編成業務部長、谷井佳輔編成業務部課長代理の5名が参加しました。今回は、2023年9月17日(日曜日)の19時00分から21時00分まで放送しました「Age Free Music!スペシャル」を委員の皆様に試聴していただいた後、ご意見を頂戴しました。
今回の「Age Free Music!スペシャル」は、尚美学園大学副学長の富澤一誠が出演するFM NACK5のレギュラー番組「Age Free Music !」の特別番組です。8月25日に尚美学園大学で実施した公開収録の模様をスペシャル版として放送致しました。歌手の稲垣潤一、作曲家の林哲司をゲストにお招きし、「シティポップの魅力を探る」というテーマで収録を行いました。
委員の皆様からいただいたご意見は次のとおりです。
◎林哲司さんの作曲に対する考え方や、稲垣潤一さんのエピソードトークなど全編を通して興味深く聴くことが出来ました。全員がトークのプロフェッショナルではないため、少し聴き取りづらい内容もありました。
◎マニアックな話が多く、2時間という尺では長すぎるように感じてしまいました。この番組は公開収録という形式で実施したと思いますが、参加した方も理解が出来なかったのではないか、と感じる部分がありました。「シティポップの魅力を探る」というテーマであったと思いますが、テーマに沿った展開は少なかったと思います。
◎大学のキャンパスで公開収録を行うという取り組みは非常に面白いと思いました。一方で、「シティポップの魅力を探る」というテーマに沿った展開が少なかったことが残念でした。林哲司さんや稲垣潤一さんのプロフィールを、若年層のリスナーにもわかりやすいように説明してあげる必要性も感じました。
◎“なぜシティポップというジャンルが受けたのか”という点を知りたかったのですが、そのヒントになるようなトーク展開が欲しかったです。全編を通じて尚美学園大学の色が強く、コマーシャルも含めて広告色が強い放送になっていたのも気にかかりました。