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由紀さおり 音楽の宝石箱 (11:05-11:25)
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2020年10月

第288回 番組審議会 報告

FM NACK5の第288回番組審議会が、10月13日にさいたま市浦和区内で行われ、片岡直子委員長(詩人)、中島祥雄委員(大宮西武ビル代表取締役社長)、PANTA委員(ミュージシャン)、兼高聖雄委員(日本大学芸術学部教授)、佐々木則夫委員(大宮アルディージャ・トータルアドバイザー)、安福順二委員(フリージャーナリスト)が出席して行われました。FM NACK5から、片岡尚代表取締役社長、森口達治編成部長、山村太郎制作部長、廣瀬紀子編成部次長、髙杉太郎制作部5名が出席しました。今回は、2020年8月10日(月曜日)から8月13日(木曜日)8時15分から8時25分に放送しました「GoodLuck! Morning!」太朗の音楽館~真夏のご近所クラシック~を委員の皆様に試聴していただいた後、ご意見を頂戴しました。


今回の「GoodLuck! Morning!」太朗の音楽館~真夏のご近所クラシック~は、普段聴いたことはあるけれど、どこか敷居が高いと感じてしまう「クラシック音楽」。音楽の授業でもしっかりと習っていないし、クラシックホールにも行かなきゃ意識的に触れられないというリスナーに、クラシック音楽を愛する“アロハ太朗”が、日常に転がっている「クラシック音楽」を、その日の会話のネタになるように解説したり、忙しい朝の時間に少し心休まる時間を届けられるような番組となっております。

委員の皆様からいただいたご意見は次のとおりです。

◎ アロハ太朗さんの知識が豊富で、体に染みついた生活の中にあるクラシック音楽を語っていて、嫌み無く自然な形で入って来ました。クラシックとラジオのマッチングがこれほどまでに良いとは思いませんでした。曜日ごとのサブタイトルも砕けた感じでとてもいいと思いました。出来れば定期的にやってクラシック音楽に興味を持って貰える番組となって欲しいと思います。

◎パーソナリティーアロハ太朗さんとクラシックのイメージのギャップに驚いたのと、本人が構成もしていてとても楽しく聴けました。曜日ごとのタイトルも特徴があって、クラシック音楽に興味を持つきっかけになりました。テンポ良く解説もあり、自分には馴染みの無かったクラシックがとても身近に思えた番組でした。

◎今回の番組の中で、紹介したクラシック音楽の名曲をわかりやすく解説していて、構成も良く心地よく聴けた番組でした。アロハ太朗さんの話もわかりやすく、誰もが親しみやすい言葉で身近に聴かせてくれたと思います。番組で紹介していた平原綾香さんの曲も、クラシックとアロハ太朗さんのエピソードをからめて話していた事も良かったと思います。

◎ パーソナリティーの“アロハ太朗さん”の知識だけでは無く、クラシック音楽が本当に好きなんだと言う事が伝わって、番組が更に深みを増して良かったと思います。ただ好きなだけだとマニアックになりがちですが、素人にもわかりやすく嫌み無く番組を聴けました。各曜日の切り口も良く、特に「イマジネーション編」でクラシックを実況した事は非常にチャレンジ的で新しいと思いました。

◎ この番組を聴いて思ったのは、クラシックをつまんで話すと言う事は、あまり前例が無い事だと思うのでとてもいいと思います。パーソナリティーの“アロハ太朗”さんがしゃべる事で飽きずに聴けた事も凄いと思いました。この番組の良さは、自分の生活の中にあるJ-POPなどと一緒で、同じ様に“クラシックも聴いてみようよ”と伝えている事だと思います。4日間通してキチンと構成されていていい番組だと思います。

◎今回の番組を聴いて改めて“アロハ太朗”さんは、幅広く興味がある方でとても面白く聴かせていただきました。自分の好きな事を出すのは難しい事だと思いますが、テーマを“ご近所クラシック”としていたので、内容に入りやすく聴きやすい番組だったと思います。アロハ太朗さんがリスナーへ向けて投げかける親しみのある信頼感が良かったです。話のタイミングも良くリスナーの反応も気になりました。これをきっかけにクラシック音楽に興味を持って貰えたらいいと思います。

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