FM NACK5の第311回番組審議会が、1月11日にさいたま市浦和区内で行われ、片岡直子委員長(詩人)、PANTA委員(ミュージシャン)、兼高聖雄委員(日本大学芸術学部教授)、安福順二委員(フリージャーナリスト)、石井義行委員(団体職員)、堀口忠芳委員(埼玉県県民生活部青少年課・企画・非行防止担当・主幹)が参加して行われました。FM NACK5から、片岡尚代表取締役社長、森口達治編成部長、山村太郎制作部長、廣瀬紀子編成部担当部長、 4名が参加しました。今回は、2022年12月14日(水曜日)の17時から17時50分まで放送しました「THE SEITARO★RADIOSHOW「1700」」を委員の皆様に試聴していただいた後、ご意見を頂戴しました。
今回の「THE SEITARO★RADIOSHOW「1700」」は、番組コンセプトとして、1日の締めくくりをお手伝いしながら50分とコンパクトな番組の中、17ラジアン(リスナー)の心のひだを優しく包み込む“エンターテインメント性”の高い番組を目指していく番組となっております。
委員の皆様からいただいたご意見は次のとおりです。
◎番組スタートの所はニュースキャスターみたいな口調で、大野勢太郎さんらしくなく感じもったいない気がしましたが、後半は勢太郎さんらしさが出て来て安心しました。特に番組内でリスナーを「ラジアン」と言う呼び方がとても好感が持てました。一人で色んなキャラクターが出せてリスナーを飽きさせない所は素晴らしいと思います。
◎大野さんの声は、明瞭で落ち着きがあり安心して聴いていれるのが第一印象です。リスナーとのほのぼのとした繋がりや、社会性のあるコメント、聴いていて季節の風景を感じられる所がとてもいいと思います。特に交通情報が充実し、テンポ良く情報もしっかり伝えていて、短い中でも簡潔で良くまとめられている番組だと思います。
◎ バランス良くまとまっている番組だと思います。大野さんは浦和レッズにも詳しく、週替わりコーナーも日によって様々なので楽しめます。的確にニュースや交通情報が入るのでドライバーには、とても聴きやすくていい番組だと思います。ニュースも全部を解説するのでは無く、自分でも考えてねと言うスタンスがとても良いと思います。
◎ 一日の振り返りにはコンパクトでテンポよくまとまっている感じがします。リスナーにラジアンと言う名前を付けた通り、リスナーの事をとても大切にしていると思いました。リスナーからのメッセージ一つひとつに大野さんご自身の考えや、感想などを付けコメントを返していて、パーソナリティーとしての“深さと温かさ”を感じられる番組だと思いました。
◎大野さんのしゃべりは安心感があり、各コーナーに関しても大野さん自身がお店に行ったり、 YouTubeを挙げたりしているので、リアリティーもあり反響も大きいと思います。単に情報を出すだけでなく、大野さんがリスナーの気持ちに寄り添っている事や、リスナーに対して「お疲れ様です!」という言葉も良いです。「今日終わりましたね、明日も頑張りましょう!」ではなく、「疲れたよね!」と1回認めてくれる所がすごく良く、意外とそう言ってくれる番組は無い気がします。また曜日ごとに色を付けているので、50分番組だけど1週間の中ですごく色々とやっている感が、案外他では無いと思います。
◎大野さんはベテランですが、誰よりも考え、努力をしていて誠実さが伝わる番組です。特に交通情報の受け渡しが丁寧なので、その姿勢だけでも続けて聴きたいと思わせる番組だと思います。コーナーも知らない事を教えてくれるので、番組スタッフの“リサーチ力”や“深掘り”の仕方も気になりました。番組のエンディングも大々的でなく、さりげなく終わっていく所も良いです。