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2026年4月

第344回 番組審議会

FM NACK5の第344回番組審議会が、4月14日(火曜日)にさいたま市浦和区内で行われ、片岡直子委員長(詩人)、中島祥雄委員(大宮西武ビル代表取締役社長)、兼高聖雄委員(日本大学芸術学部教授)、安福順二委員(フリージャーナリスト)、石井義行委員(団体職員)、萩原由浩委員(自治体職員)が参加して行われました。FM NACK5からは、森口達治放送本部長、編成制作部 横地裕道次長、編成業務部 谷井佳輔課長、編成制作部 反町賢太郎課長代理の4名が参加しました。今回は、2026年3月7日・3月14日・3月21日(土曜日)に放送されました『清水はやと PROGRESS SATURDAY』を試聴していただいた後、ご意見を頂戴しました。

本番組は、現・さいたま市長の清水はやと氏をパーソナリティーに迎え、フラッシュニュースや概況を伝える経済情報では無く、公民連携に力を入れている市長ならではの目線で、企業や自治体の「進んでいる・発展している・進化している」情報を解説・評論する番組です。

委員の皆様から頂いたご意見は次の通りです。

○尺が短いこともあり、要点がコンパクトに集約されている番組でした。行政の業務は県庁や市役所だけで完結するわけではないので、関わりのある企業や市民の声も取り上げた方が立体的な展開になると思います。短い時間に詰め込まなければならない、という意図がみえており、初めて聴取するリスナーには情報過多な印象は受けました。リスナーからのメッセージを募集していましたが、紹介する時間をしっかり設けた方が良いと思います。


○清水市長自身が推し進めてきた政策や、さいたま市の取り組みをPRする色合いが強い番組という印象でした。非常に落ち着いた話しぶりで聴きやすく、市民にとって有益な防災情報などにも触れられておりましたが、放送尺が短いこともあり、印象に残るというレベルではありませんでした。毎週決まった時間に市長ご本人から市民に語り掛ける、という取り組み自体は良いと思いますが、市民から市長への提言なども取り上げていくことも必要だと思いました。

○さいたま市の提供番組ではないとのことですが、さいたま市の広報番組という位置づけではあると思います。エフエムナックファイブは埼玉県全域、ひいては、関東一円に放送エリアを有するラジオ局ですが、さいたま市民しか理解できないような内容になっており、違和感があるリスナーもいると思います。また、中立的なポジションをとるべき放送局が、市長の名前をタイトルに入れて、ある意味では政治的な広報をアシストする、という形式にも違和感がありました。
 
○「防災」「SDGs」など重要なトピックスに触れてはいますが、エンターテインメントとして成立しているとは言い難く、さいたま市にとっても、清水市長にとっても、ネガティブな内容になっていると感じました。徹底した広報番組になってしまっており、リスナーが参加する余地もなく、清水市長のお人柄が分かる内容でもないため、もう少し遊びがないと番組内容としては厳しいと思います。

○「市の広報」を強力に打ち出しているのが伝わり、辟易とする内容でした。情報量が多すぎるため、リスナーが理解することは難しいのではないかとも思います。さいたま市長をパーソナリティーにお迎えするというアイディアは悪くないと思いますが、市の政策や思惑を押し付ける内容ではなく、清水はやと氏の自由な発言を許す環境であってほしいと思います。

○私自身がさいたま市民ではないため、今一つ理解出来ませんでした。埼玉県には多数の市区町村があるため、様々なエリアの取り組みを紹介しつつ、どのような街作りがよいかなどの議論に辿り着ければ良いのですが、さいたま市では・・・という話題に終始することが多いため、市民ではないリスナーが自分ごと化するのは難しいと思います。市長とは異なる意見・ポリシーを有する人が参加し、自由な意見交換の場に発展させられるのがラジオの魅力であると思いますので、ある種の寛容さをもった番組に進化してほしいと思います。

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