みなさん、こんにちは！
番組ディレクターの三國です。
今月は三連休が続きますが、どうも天候には恵まれません。それどころか、週末は続けて台風に襲来を受け、旅行を計画していた人には散々な連休となってしまいました。9月のこの時期は天候が安定しないことが多く、それを織り込んで旅行の計画を立てなくてはならないのですが、ここまで悪天候が続くとは思いませんでしたね。10月にも三連休がありますから、そちらに期待しましょう。
きょうの「鉄分満載！スギテツの鉄道トーク」では、「かつて国鉄にはストライキがあった」という話題をお届けしました。もう「国鉄ストなんて知らない」という人がほとんどではないかと思うくらい遠い昔の話です。1970年代の中頃のことですから間もなく半世紀になろうかという歴史的な出来事です。当時の国鉄は公共企業という位置づけで、労働者にはストライキをする権利は与えられていなかったのですが、これを不満とした国鉄の労働組合が「スト権を勝ち取るためのスト」を実行して、8日間にわたって国鉄の旅客・貨物お運行がストップするという事態でした。影響は国鉄に接続したり、並行したりする私鉄にも及び、さらに道路の渋滞も引き起こされて、国中が大混乱に陥りました。こんなことは今では考えられないのですが、当時は国鉄に限らず様々な業種の組合がストライキという手段で賃上げや労働条件の改善を要求することが頻繁に起こりました。国鉄の歴史を紐解くと、時代の変化を痛感させられます。
後半の「女子鉄レポート」は、久野知美さんが京成電鉄の「博物館動物園駅」についてレポートしました。上野と日暮里の間にあった駅ですが、いまは廃止されています。でも、昭和の、それも戦前に建設された駅舎は、洋館風の荘厳な建物で、いまもその威容を見ることができます。
上野へお出かけの際は、一度立ち寄ってはいかがでしょう。
