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6/6 みどりの窓口 & 横浜の廃線跡

みなさん、こんにちは!

番組ディレクターの三國です。


6月に入りました。今年もいよいよ雨の季節です。雨といえば、この数年西日本をはじめ国内各地で大雨による被害が続出しています。地球温暖化によって気候が変動し、大雨や極端な干ばつ、猛烈な台風など、自然災害が毎年私たちに襲いかかります。日ごろの備えを怠らないように、と頭ではわかっていてもなかなか実行できないことが多いですが、「明日は我が身」と一定の危機感は持っている必要があります。とはいえ、雨の風景を楽しむゆとりも持ちたいですね。


きょうの「鉄分満載!スギテツの鉄道トーク」では、JR東日本が「みどりの窓口」をいまの3割程度に減らす計画を持っていることをお伝えしました。コロナ禍があって遠くへ出かけることが難しいのですが、みなさんは最近、みどりの窓口を利用されましたか?多くの方がネットを利用したり、チケットレスで鉄道を利用していると思います。また、券売機機能の飛躍的な向上も手伝って、窓口で遠距離きっぷや指定券、特急券を買い求めるケースはぐっと減っています。JR東日本の方針も理解できますが、一方で対面販売で接する係員さんの親切な応対なども旅の楽しみの一つですから、何でもかんでもチケットレスや券売機では味気ないと思います。


後半の「女子鉄レポート」は久野知美さんが、横浜の廃線跡についてレポートしました。最近開業したロープウェイ「ヨコハマ・エア・キャビン」からは「汽車道」と呼ばれる横浜臨港線の廃線跡を見ることができます。かつて外国との交易の玄関口だった横浜港と国内各地を結んだ鉄道の最前線だった横浜臨港線。船舶による運搬が航空機にとってかわられ、港の鉄道の役目も終わって久しいのですが、その廃線跡はまさに横浜港の歴史の証人でもあります。そして、東急東横線が桜木町まで走っていた頃の廃線跡もあります。こちらはさまざまな事情から遊歩道化の工事が行われていませんが、並走する京浜東北線の車内から見ることができます。コロナ禍が去ったら、こうした鉄道遺構をめぐるのも良さそうです。


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