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7/12 都会の地下に眠る鉄道遺構 & 都営なのに千葉県?

みなさん、こんにちは!

番組ディレクターの三國です。


九州地方をはじめ、各地でまた大雨による被害がありました。前にも書きましたが、「数十年に一度の」とか「経験したことのない」という表現が当たり前のように毎年何度も繰り返される自然災害が、今年も日本に襲いかかりました。新型コロナウイルスの感染防止策をとりながらの復旧作業、避難生活はどんなにお辛いことかとお察しします。被災された地域のみなさんに心からお見舞い申し上げます。


きょうの「鉄分満載!スギテツの鉄道トーク」は、東京の地下に眠る鉄道遺構についてお話しました。開業以来90年以上の東京メトロ銀座線には、いくつもの遺構があります。下の写真は、銀座線開業90年の時に特別にライトアップされた表参道駅の旧ホームなんですが、走っている車内から撮ったのでブレブレで、何が何だかよくわかりませんね。京王線の旧初台駅も地下トンネル内に残っていて、こちらは下のURLから見ることができます。

www.huffingtonpost.jp/2017/11/24/old-hatsudai_a_23287153/



渋谷へ向かって発車した直後に旧ホームが見えます。

駅名表示板がはずされた跡でしょうか?


後半の「女子鉄レポート」で久野知美さんがお伝えしたのは、「都営」新宿線と言いながら千葉県の本八幡駅まで乗り入れているのはなぜ?という疑問への答えでした。計画から完成までの長い年月の間に起きたさまざまな出来事が、今の都営新宿線のあり方を変えていったのがおわかりいただけたでしょうか?鉄道建設という長期にわたる事業には社会情勢だけでなく、政治・経済のいろいろな要素が入り込んできます。鉄道の歴史を知ることは、とりもなおさず日本の歴史の一断面を知ることでもあります。


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