【テレフォン☆1700】
今日のテーマは『 国際情勢 』
月１恒例、情報分析のプロ・青木文鷹さんに電話を繋ぎました!
今回のお話は【フランス大統領選挙について】
今月10日に行われた『フランス大統領選』ですが、
過半数を取ることができなかったので、24日に決選投票が行われます。
青木さんは、『これから２１世紀後半に向けてのこうなっていくのでは？
という動きが見えてきたような気がします』と話します。
今までアメリカであれば２大政党制
『多様性は認めなければならない』
『自然を守らなければならない』
このような綺麗なお題目が、正しいことであるとして守られてきていましたが、
今回はウクライナ問題などもあり、
脱炭素や、今まで唱えられてきたことが、
必ずしも正しいくはないのではないか？
という疑問が出てきてしまったんだそうです。
それから、今までずっと言われていることは、
【綺麗なお題目のよりもどし】
それがはっきり出てきてしまったのが、
今回の『フランス大統領選』なんだそうです。
現職のマクロン大統領は、
２８％弱得票していて
前回よりも３〜４％伸びているので、
そこだけ見るとよく見えますよね。
2位につけているマリーヌ・ル・ペンさんは、
２１％くらいだったのが２３％くらいまで獲得していて、
こちらも２％くらい支持を伸ばしています。
青木さんは、ここまでは予想通りなんだそうですが、
ここから先がすごいことになっている…とのこと。
前回3位だった共和党
ここが２０.０１％取っていたのが、
今回４.７８％しか取れませんでした。
既存の政党が軒並み支持率を取れていない状況で、
マクロンさんは頑張っているのですが、
その他のところで右と左に意見が極端に分かれてしまっているそうなんです。
どちらの意見にも共通している主張は【反グローバリゼーション】
『自国第一主義に戻ろうよ』という意見が基本的には共通していて、
企業が儲かって、国際的な動きになり、
世界中分け隔てなくやっていこう！という動きのしわ寄せが、
自国の弱い立場の人たちに集中してしまっていた問題を解決せず、
目を瞑って放置してしまっていたことが根本的な原因。
『結局自分の身は自分たちで守るしかないじゃないか』という意見が
フランスに限らず、他の国でもどんどん出てくると予想されると言います。
近い将来、私たち日本にもこの影響が出てくる可能性は十分にあるとのこと。
その時に求められることは、
まず『自分たちのことは自分たちでなんとかする』
その上で、世界とどのように協調していくのかというのを考えていかなければならない。
世界中で本音がむき出しになってきている今、
どのような付き合い方をしていくのかを考えなければいけない時代がやってきているようです。
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