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7/10 旧樺太航路 & 湘南新宿ライン20年

みなさん、こんにちは!

番組ディレクターの三國です。


番組スタートが1時間早くなって2回目の放送でしたが、早起きできましたか?

台風の影響で、酷暑から一転「もどり梅雨」のような天気になりました。みなさんがお住まいの地域はいかがでしょうか?


きょうの「鉄分満載!スギテツの鉄道トーク」では、旧樺太 いまのロシア領サハリンと北海道を結んだ鉄道連絡船についてお話ししました。2月のウクライナへの侵攻以来、日本とロシアとは関係が悪くなっています。そのためか、音楽家たちがロシア出身の作曲家による作品の演奏がしづらくなっているということもお伝えしました。かつて日本領だったサハリン南部は樺太と呼ばれ、北海道との間に航路が設定されて、津軽海峡を挟んで本州、北海道、樺太が鉄路と航路で結ばれていた時代がありました。いまもその遺構が残っていますが、どうしても戦争の記憶、そしていまの国際情勢と結びつけられるのは、歴史の皮肉なのでしょうか。


後半の「女子鉄レポート」は、久野知美さんが湘南新宿ラインについてお伝えしました。湘南新宿ラインが運行を始めて去年で20年。すっかり定着した存在です。ぼくも大宮との往復でいつも利用していますが、その誕生の裏には鉄道会社同士の思惑が交差する事情がありました。いまでは相鉄線との直通運転が実現したり、元町中華街から東武線・西武線に直通するなど、この20年の間に首都圏の鉄道風景は大きく変貌しました。便利さを実感するばかりですが、その歴史的な背景にも目を向けると、さらに興味が湧いてきます。

第二中里踏切付近を通過する湘南新宿ラインE231系

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