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1/2 勝手踏切 & 小田急子ども運賃を50円に

みなさん、新年おめでとうございます!

どんなお正月をおすごしですか?

年末から強い寒気が日本列島を覆っています。雪の多い地方は、積雪や、交通への影響、屋根からの落雪、停電などにくれぐれもご注意ください。

特に正月をふるさとですごしている方は、帰りの交通機関の情報に気をつけてください。


そして、今年も「スギテツのGRAND NACK RAILROAD」をどうぞよろしくお願いいたします。2022年も楽しい番組をお送りできるように頑張ります。


新年最初の「鉄分満載!スギテツの鉄道トーク」では、勝手踏切を取り上げました。勝手踏切とは、鉄道会社が設置した正式な踏切ではなく、沿線住民が生活の便宜を図るために勝手に設置した踏切のことですが、多くはただ線路を横断するするための通路のようなものです。

正式ではない踏切を設置することも、勝手に線路を横断することも法律で禁じられていますから、当然罰則の対象となります。とは言っても、玄関を開ければ目の前が線路という立地の家は意外に多く、正式な踏切を渡ろうとすると大回りになるケースが少なくないのも現状です。こうした光景は、地方のローカル線沿線にはよく見られます。


神奈川県の藤沢と鎌倉を結ぶ江ノ島電鉄(江ノ電)沿線にはこうした勝手踏切が多く、会社と沿線住民との間で話し合いが続けられました。その結果、勝手踏切に鍵を取り付けて、鍵を持っている沿線住民以外は横断できないようにしました。これとて最善の解決策には程遠いのですが、海に近いこの周辺では大地震による津波が襲ってきた時に、いち早く高台に避難するにはどうしても線路を横切らなくてはならないので、やむをえずこうした措置が取られたようです。

簡単には解決できない勝手踏切問題。今後も注目していきます。

江ノ電鎌倉高校前駅そばの正式な踏切。目の前は相模湾です。

流鉄流山線の沿線風景。電車は民家をかすめるように走ります。


後半の「女子鉄レポート」は久野知美さんが、小田急電鉄がこの春から子ども運賃を一律50円にするという話題をお届けしました。会社としては沿線に子育て世代を呼び込み、関連商業施設への集客を図ろうというのが狙いのようです。この値下げが需要をどの程度掘り起こせるかは未知数ですが、こうした取り組みは、今後他社へも波及するかもしれません。


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