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7月26日(火)

【テレフォン☆1700】


今日のキーワードは 「 気になるニュース 」
国際社会経済研究所 理事長、

藤沢久美先生に電話を繋ぎました!


藤沢先生が気になっているニュースは…


『最低賃金の引き上げのニュース』


最近どんどんと物価が上がってきていますよね。

日々の生活で感じている人も多いことは、

様々な世論調査でも現れているんだそうです。


政府は、最低賃金1000円を提言していて、

今年の労使交渉では、最低賃金は、

千円により近づく可能性が高いと言われています。



こうしたニュースを聞いたときに、皆さんはどんな感想を持ったでしょうか?



どの立場でこのニュースを聞いているかで解釈は変わる、というのが現状です。

給料をもらっている方は、賃金が上がることは嬉しい。

ものやサービスを売っている人は、

お客さんの財布の紐が緩むかもしれないと期待する

(もしかしたら値上げするかもしれない)。

一方、人を雇って経営をしている人は、

支払わなくてはいけない給料が増えるので、負担を感じますよね。

国は、給料が上がれば、給料に対する所得税収入が増えるので、嬉しい。

労働者、消費者、販売者、経営者など、

いろんな立場の人がいて、社会が成り立っています。


政府は、日本人誰もが幸せに生活できるために

何をするべきかを考え、実行してきました。

困っている人を一人でも減らすことに尽力してきたはず……。

ですが、日本の経済は海外に比べて低迷し、

世界で活躍する日本企業は減り、日本の人口は減り、

日本経済が小さくなっていく未来が予測されます。

つまり、全体として船が沈みつつある今、

自分の立場だけで考えていては、誰も助からないという可能性があるんです。

自分の立場を超えて、

社会がどのような持ちつ持たれつの構造になっているかを知り、

それぞれが全体が良くなるために、

自分は何をするべきか。



また、企業には、2つの側面があって、

まず、人を雇用している立場として企業は、

賃金を上げると同時に、働く人が働きがいを感じ、

今まで以上に能力を発揮し、

さらに能力を高められるような人事制度や経営戦略を立てる必要があり、


それに対して、労働者は、仕事を通じて自分の能力を高める努力をすることと、

そうした機会を与えてくれない会社にしがみつくことなく、

勇気を持って活躍できる職場へと転職すること(今、社会全体は人手不足)で、

労働者を大切にしない企業は更なる人手不足になる流れを作る必要があります。


また、供給者としての企業は、コスト削減の努力はしながらも、

下請け企業にコスト削減のツケを回さずに、

適正な価格で仕事を発注し、消費者に対しても、

無理な安い値段を提示せずに、適正な価格で販売する勇気を持つこと。


利益がでなければ、給与を上げることができないですよね。


消費者は、価格の向こうに働いている人がいることを想像し、

ただただ安ければいいという考え方を捨てると同時に、

企業や経済が成長をすることで収益が増える株式などへの投資を

少額で良いので始めるのが良いのではないか、と藤沢先生は話します。


株や投資というと、金持ちのすることと言われがちですが、

今や一円から株式に投資できるんです。

株式に投資することで、会社の状況を知り、

様々なものやサービスにどんな会社や

どんな人が関わっているかを知る機会になります。


消費者として労働者として、

私たちが日本を元気にするために

できることを考えるときに来たのではないのでしょうか?


また、藤沢先生は、大企業経営者にもっと、

日本を背負っている認識と覚悟を持って頑張ってもらいたいですね、と話しました。




それぞれの立場で頑張れること、

日本を元気にできることは何なのか…

しっかりと考えて、行動に移していきたいですね!




藤沢先生!ありがとうございました!!





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