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9月20日(火)

【テレフォン☆1700】


今日のキーワードは『国際情勢』
月イチ恒例!情報分析のプロ・青木文鷹さんに電話を繋ぎました!


今回は『アメリカ経済、そして円安ドル高のお話』


円安がここのところ強烈に続いていますよね。
久々に135円とか134円とか…


円安が大変だ!というニュースしか出ないですが、
これが何を意味しているのか、根本的なお話をすると、


アメリカはリーマンショックから
金融緩和をずっとしていたんですが、
コロナで景気の落ち込みを防ぐためにお金をばらまきました。
そうするとそのお金がたくさん出回って、金利も下がって、
という流れになったんですが、
インフレが始まってしまい、
金利を元に戻したい!という声が増えてきたので、
ここ最近金利を上げてきているんですね。

これに対して日本は金利は変わらずなので、

日米の差は開いていきます。


そうすると、日本円で持っているより、ドルを持っていた方が儲かりますよね。

結果として、ドルの値段が上がって、円が安くなる。


アメリカ経済が強くなっているからドル高になる、
という考え方はあながち間違いではないですが、
金利差が1番の問題なんです。


そしてアメリカはコロナ禍からの回復という方向に舵を切り出しています。
日本と方向性がそもそも違うんですね。


何が大きく違うかというと
アメリカはコロナの感染者がお亡くなりになることを前提で
経済を正常化させようと動いていますが、
日本はそこを前提として動くことをしていないので、
どんどん差が開いていってしまっている状態です。


ですが、それでアメリカが万全な体制かというと
そういうわけでもなくて、
アメリカでインフレが起こっている理由の一つは、
資源、エネルギーが高騰していること。
そして食糧生産の問題。


それから一時的に経済が回復していますが、
このままずっとドル高のままでいるわけではない可能性の方が高いんですね。
極めて微妙なバランスで回復している状態なので、
いつ壊れてもおかしくないと予想されます。


選挙もこれからありますので、
蓋を開けてみないとどうなるかわからないというのが現状です。




青木さん今月もありがとうございました!!




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