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6月21日(火)

【テレフォン☆1700】


今日のテーマは【国際情勢】


月イチ恒例!

情報分析のプロ・青木文鷹さんに電話を繋ぎました!


【フランス下院選挙について】


19日にフランス下院選挙決選投票が行われました。


その前に大統領選挙があって
かろうじてマクロン大統領が再選しましたが、
その後、ウクライナ問題やエネルギーの問題、
半導体不足とか経済の問題…続々と大問題が出てきました。


この流れが場合によっては全世界に影響が出てくるということで、
フランス国民がどういう判断を下すのかというのが非常に注目されています。


マクロン大統領が与党としてずっとやっていたんですが、まさかの大敗。
元々与党連合が350議席もっていたんですが、今回245議席しか取れなかったんだそうです。
100議席以上落としてますので、これはもう大敗ですよね。


ここからが問題…
野党第一党になったのが急進左派の制度で、
メランションさんが率いる左派連合。
これが131議席獲得。


その次にルペンさんが率いる極右、
これが89議席で
両方合わせて220議席も取っているんです。


要するに中道がほぼいなくなってしまったということなんですね。


この原因はすごく分かりやすくて
まずひとつは、
経済政策がうまくいっていない、ということ。


世界中で格差がどんどん広がっていて、
もちろんフランスの中でも起こっています。


経済が不調になり、
それから物価が高くなっていって生活が苦しくなっていくという状況…。


この経済政策の失敗を不安に思った人たちが

急進左派に流れたということなんですね。


その一方で、ウクライナ問題とか
移民問題による治安の悪化とか、

安全保障の問題で不満をたくさんもっている人たちがいて
この人たちが右派に流れたと考えられます。


今までの不満が溜まって、左右に大きく分かれ
極端な結果になってしまいました。



青木さんは、
今後マクロンさんは極めて厳しい状況になりますので
もうやりようがないと思う、と話します。


機能ができない、
改革が何もできない状況に追い込まれるのでは?とのこと。


世界中で左だったり右だったり
自分たちを守ろうという意識のある人たちが
支持をされる流れになっている状況…


日本の政治も今後、
同じように大きく変わる可能性がある、ということを
私たちも頭に入れておかなければいけません。


青木さん!今月もありがとうございました!





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