ホテルなどにある、いろいろなアメニティ。
けれども、全て使いきることはあまりありませんよね。
フランスでは毎年5,100万個も廃棄されています。
その一方で、300万人もの人々が、
十分な衛生用品を購入できずにいるのです。
この状況を変えようと、
市民団体UNISOAPの創設者、ポリーヌさんは、
ホテルと提携して、客室で使われた石鹸を
リサイクルする活動を始めました。
回収された使用済み石鹸は、まず洗浄をして
付着したゴミを入念に取り除きます。
そして、粉々にしたら混ぜ固めて、再び石鹸にするのです。
できあがったリサイクル石鹸は、
生活が困難な人々に食料など配る慈善団体に渡り、
希望する人の元へ届けられます。
食料が優先される中、
衛生用品は二の次になってしまいがちでしたが、
最近は手洗いの需要が増えていることもあり、
UNISOAPの石鹸はとても喜ばれています。
団体を立ち上げてから2年間のうちに、
フランス中のホテルおよそ130軒と契約し、
回収できた石鹸の量は、6トンにもなったそうです。
ポリーヌさんは、他の地域でも配っていきたいと考えています。
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【今日の一枚】
思わず立ち止まって見入ってしまった
自動販売機。
ゴジラ出現で緊急事態かと思っちゃいました。
この日は時間がありませんでしたが、
防災対策体験が出来るそうなので
次の機会には立ち寄ってみようと思います。
では、また来週！
