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11/8 ADVANCE EARTH 放送後記

未来のために、今できることをテーマにお届けする「ADVANCE EARTH」。
今日は香港から、食品を長期保存する、最新のパッキング技術をご紹介しました。

食品ロスの原因の一つとして、賞味期限や消費期限切れのものが捨てられてしまう、という実態があります。
食品を長く保存するには、冷凍食品や缶詰が活用されてきましたが、香港のベンチャー企業『 』は、これまでにない、新たな食品の保存方法を開発しました。
それは、食品を腐らせてしまう菌を発生させない、無菌パッキング技術です。
画期的なのは、肉や魚などの固体と、ソースやオイルといった液体、そして、これらを包むパッケージをそれぞれ別々に殺菌すること。
無菌状態で封をして、さらに低温殺菌するのです。
こうすると、風味や食感を2年間維持できるのだとか。
保存料を使う必要もなく、栄養価も味も低下させないので、安心です。
さらに常温で保管が可能なので、輸送する時やお店の冷蔵設備も不要。
二酸化炭素の排出する機会をぐっと減らせますね。

缶詰が発明されてから200年以上。
新しい食品保存方法の登場は、私たちの食卓を、フードロスから救ってくれるかもしれません。

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