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相葉雅紀、佐々木蔵之介との関係が役ともリンク 2人の監督がチームの想いを明かす『4アウト』本編シーン解禁

 タレントで俳優の相葉雅紀が主演を務める映画『4アウト ─もう一度、プレイボール─』(きょう6日公開)より、本編シーンが解禁された。

【動画】チームの想いを明かす矢上(相葉雅紀)&岩橋(佐々木蔵之介)

 同作は、作家・平山讓氏によるノンフィクション小説『4アウト -ある障害者野球チームの挑戦』(中央公論新社刊)を原作に、東京に初めて結成された身体障害者野球チーム「東京ブルーサンダース」創設の実話を映画化した感動の物語。社会人野球で戦力外通告を受け、夢を失った男・矢上雄一(相葉)が再就職先の障害者スポーツセンターで「野球がしたい」と願う仲間たちと出会い、身体障害者野球チームの監督として新たな挑戦を始める。かつて夢を諦めた男と、これまで限界を決められてきた仲間たち。野球を愛し続ける人間たちそれぞれの人生が交わることで、くすぶっていた人生が輝きだしていく。

 今回解禁された映像は、矢上と岩橋広司(佐々木蔵之介)がチームへの想いを語り合う場面。矢上は、再就職先で出会った仲間たちの熱意に動かされ、身体障害者野球チームの監督を引き受けることに。一方の岩橋は、長年にわたり身体障害者野球に情熱を注ぎ、その礎を築いた身体障害者野球連盟の初代理事長。自身も身体障害者野球の選手兼監督として強豪チームを率いる矢上にとっての“先輩”だ。

 矢上は「チームが惨敗して…実は選手たちを一方的に怒ってしまったんです。自分の力不足なのに」と、監督としての未熟さを痛感し、その胸の内を岩橋に打ち明ける。チームと真剣に向き合うからこそ悩み、葛藤する矢上に対し、“先輩”岩橋は「何でも一人で頑張ったらあかんで」と優しく語りかけ、「わしもな、つい自分の理想を押し付けて、知らぬ間に選手を潰しかけてしもうたことがあったわ。期待は危険やで」と自らの経験談を明かす。

 そんな岩橋の言葉に驚く矢上だが、続けて「わしは期待はもたん。代わりに希望を持っとる。あいつ、こんな球とれるようになったらええなとか、こんな球投げられるようになったらええなて。希望はわしの願いやねん」と、岩橋自身が選手たちと向き合う上で大切にしている想いを明かし、チームのメンバーを「あいつらみんな、わしの息子やで。うちのチームはな、家族みたいな感じなんや」と優しい笑顔を見せる。

 岩橋との対話を通して、指導者として大切なことに気づいた矢上は、そこから新たな一歩を踏み出していく。

 先日開催された完成披露試写会で、身体障害者野球の礎を築いた実在の人物・岩崎広司氏をモデルにした役柄を演じた佐々木は、「世界の盗塁王・福本(豊)さんの『キャッチボールやろうや』という一言から、日本身体障害者野球連盟が発足したとお聞きしました。岩崎さんご自身が、制限や限界を考えて、夢を見ることを忘れていて。その一言をきっかけに、『あぁ、キャッチボールやればいいんだ』と考えて、夢をあきらめていた人に『一緒にやろうよ』と働きかけた。その岩崎さんの情熱と実行力を僕は表現できたらと思っていました」と、役に込めた熱い想いを語っている。

 劇中の矢上と岩橋の“先輩・後輩”の関係は、実際の相葉と佐々木にも重なるものがあるようで、相葉は「蔵之介さんとは、何度もお食事をしたり、いろんなご相談もさせていただいているんです。そんな僕らの関係性が、劇中の役とリンクしている部分もあるので、演じていてとても安心感がありましたね」と、佐々木への厚い信頼を明かしていた。

 “一人ひとりの成長を願い、見守ることの大切さ”を教えてくれる岩橋の言葉。そして2人の監督が交わすやり取りは、日々を生きる中で誰かを想い、時に悩み、葛藤する多くの人々に刺さるメッセージが込められている。大切な人との向き合い方を改めて考えさせてくれる、心に深く響くシーンとなっている。