ムード歌謡グループ「鶴岡雅義と東京ロマンチカ」のリーダーで作曲家の鶴岡雅義さんが、11月1日に肺炎のため都内の病院で死去した。93歳だった。
【写真】古賀メロディーなど全23曲を披露した大川栄策
鶴岡さんは、作曲家の古賀政男さんから作曲を、ギタリストの阿部保夫さんからギターを学び、1960年にラテングループ「トリオ・ロス・カバジェロス」を結成。65年には作曲家としてのデビュー曲「二人の世界」を発表し、石原裕次郎さんが歌唱してヒットを記録。同曲を題材とした映画も製作された。
66年には「鶴岡雅義と東京ロマンチカ」を結成し、翌67年に「小樽のひとよ」でレコードデビュー。同曲が大ヒットし、ムード歌謡を代表するグループとして人気を集めた。
68年には「旅路のひとよ」で日本レコード大賞の歌唱賞を受賞。翌69年にも「君は心の妻だから」「北国の町」などのヒット曲を送り出し、NHK『紅白歌合戦』には6回連続で出場した。フジテレビ系音楽番組『夜のヒットスタジオ』にもレギュラー出演し、幅広い世代に親しまれた。