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銀座に新ミニシアター「ルミアーク銀座」 お酒と映画を楽しむ“大人の隠れ家”、開業後の反響は

 お酒とともに映画を楽しめるミニシアター「ルミアーク銀座」が10月23日、東京・銀座にオープンした。開業から1週間。運営側に、来場者の反応や「シアターバー」としての楽しみ方、今後の展望を聞いた。

【画像】作品をイメージしたオリジナルカクテルも

 銀座を中心に飲食サービスを展開するオルフェグループが手掛ける同館は、1スクリーン・29席のミニシアター。映画人たちが運営に携わり、上映環境と飲食の両方にこだわっている。開場から上映開始までの時間を長めに設け、座席でゆっくりとお酒を味わいながら、映画を楽しめるのが特色だ。ドリンクやフードは、系列のバー・レストランが監修している。

 運営側によると、開業初日から最初の週末にかけては、WEBニュースやSNSで同館を知った来場者が中心で、約9割がWEB予約してから訪れたという。年齢層は20代から60代までと幅広く、特に20~40代が中心という印象だったそうだ。

 来場者からは「音質が良い」「聞こえなかった音まで聞こえて感動した」「座席がゆったりとしていて贅沢な印象」といった感想が寄せられた。「とても良かった」「また来ます」という声もあり、音響や座席のゆとりが好評を得ているようだ。

 シアターバーという楽しみ方については、まず仕組みを説明し、知ってもらうところからのスタートだったという。それでも、上映前に追加のドリンクを注文し、座席でくつろぎながら映画を鑑賞する人の姿も。オープニング作品をイメージしたオリジナルカクテルにも、「美味しい」と反響が寄せられている。

 新たな映画館で目指すのは、映画を観るだけで終わらず、お酒や食事、作品について語り合う時間まで含めた“大人のための映画体験”だ。

 運営側は、銀座を「長く飲食文化やエンターテインメントが育まれてきた街」と捉え、その街で映画館を開くからこそ、鑑賞後の余韻をゆっくり味わえる場所にしたいと説明する。映画をきっかけに人が集まり、作品について語り、新しい映画やクリエーターに出会う。そこに飲食が加わることで、映画の楽しみ方を広げていきたい考えだ。

 作品選びでは、一般的な劇場ではなかなか出会えない作品や、新しい才能を紹介することも大切にしていくとしている。将来的には、試写会やイベント、企業・個人による利用などにも対応し、銀座の新たな文化発信拠点となることを目指す。

 「『ルミアーク銀座に来れば、何か面白いものに出会える』と思っていただけるような、銀座の“大人の隠れ家”として長く愛される場所に育てていきたい」と、運営側は思いを語っている。

 10月30日時点の上映作品と、今後の主な上映予定は以下の通り。

【上映中】
『幕末太陽傳 デジタル修復版』:11月5日まで
『ハムネット』:11月2日まで
『シラート』:11月5日まで
『セッション デジタルリマスター』:11月5日まで

【今後の上映予定】
『オブセッションー災愛ー』:11月3~12日
『ヒンド・ラジャブの声』:11月6~19日
『グラン・ブルー 完全版4K』:11月6~19日

【特集上映「銀座百景セレクション」】
 昭和の銀座の街並みをスクリーンでたどる特集として、以下の3作品を順次上映する。
『銀座の恋の物語』:11月6~12日
『銀座の女』:11月13~19日
『銀座二十四帖』:11月20~26日