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なにわ男子、5周年の軌跡詰まったメモリアルツアー終幕 自身最大規模となる9都市45公演を完走【ライブレポート】

 7人組グループ・なにわ男子(西畑大吾、大西流星、道枝駿佑、高橋恭平、長尾謙杜、藤原丈一郎、大橋和也)が28日、千葉・LaLa arena TOKYO-BAYで全国アリーナツアー『ND5(5は5乗)』最終公演を行い、自身最大規模となる9都市45公演を完走した。ツアー全公演で約46.8万人を動員した。

【写真】めちゃカワイイ!サンリオの仲間たちがライブに登場

 デビュー5周年を記念した5枚目のオリジナルアルバム『ND5』を引っ提げた同ツアー。なにわ男子らしいカラフルできらめきに満ちた“王道アイドル”から、クスッと笑えるコメディ演出、そして5年をかけて積み上げたパフォーマンス力を発揮するダンスなど、その軌跡が詰まったまさにメモリアルな公演に、1.1万人のなにふぁむ(ファンの愛称)が夢中になった。

 用意されたのは、なにわ男子からの「最高のおもてなし」。5周年イヤーのアニバーサリーソング「Celebrate」では、大量のカラフルなバルーンが降り注ぐ中、ダンサーたちも加わってド派手に登場する、祝祭感満載の幕開けとなった。カラーバルーンに包まれたステージで映える、花やパールの装飾が施された真っ白な衣装をまとい、まるで彼らの真骨頂ともいえる“アイドル力”が満開に。一気に華やかさに包まれた。

 今回のツアーでも、長尾がダンサー衣装を含む全衣装をプロデュース。そのセンスやこだわりを随所に感じさせる衣装を7人は見事に着こなした。リーダー・大橋は「みんな最終日だぞ、声出せんのか!もっと!いいね!その声をもっと浴びせて!」と煽り、西畑はお決まりの「天才・最高」、なにふぁむの「天最高!」コールで熱量を高めた。

 「ARCHIVES」ブロックでは、スモークが焚かれ、なんともミステリアスな空気の中、白いマントをかぶったダンサーたちの中からメンバーが登場。キレキレのソロダンスで魅せながら、ブラックのレザー衣装に身を包んだメンバーが、「2 Faced」などの人気ダンスナンバーをノンストップで繰り出す。ラストを飾ったアルバム収録曲「Better run」では、火花が散る中、エネルギッシュにパフォーマンス。彼らの多面的な魅力を存分に発揮した。

 一転、3rdブロックでは、カラフルな作業着に身を包んだメンバーが、建設会社「鷹橋組」仕様のホイールローダーに乗って登場。鉄骨などが映し出された背景LEDや赤いフェンスがステージ各所に配置され、会場はまるで鷹橋組の仕事場のような空間に。高橋(鷹橋?)親方から喝が入り、ちょっぴりワイルドなテイストでありつつも、さすがなにわ男子。関西弁のラブソング「ビーマイベイビー」では、アドリブで「大好きです」を連発し、やんちゃで愛らしい姿にもご注目。

 グループ初登場となったクレーンは、工事現場風に装飾されたテレスコープクレーン。メンバーはこれに乗り、地上約10メートルまで上昇した。「ズッキュン・ザ・ムービー」では、思わずまねしたくなるキャッチーなサビのダンスに加え、「ズッキュン」のコール&レスポンスでは「なにわ!」「男子!」はもちろん、「ふな!」「っしー!」と、千葉公演ならではの遊び心も。4階まで伸びたクレーンに乗り、会場の隅々まで手を振る姿に、どんな席でも楽しませようとする気概も感じさせた。

 後半は、メンバーカラーの個性的な衣装をまとった7人が「Little Magic」で妖精に変身。絵本の中から飛び出してきたような設定も、「僕がカワイくて君がカワイくて」などキャッチーな楽曲も、持ち前のキュートさと振り切ったパフォーマンスで難なく乗りこなす。7人のハートフルな歌唱がなにふぁむの心に7色の光を灯す一方、大橋ふんする“Leaf”が藤原ふんする“Aqua”の名前をど忘れするというプチハプニングが発生した。

 「何回やってんだよ!」「全員の名前言える?」とイジられる大橋(Leaf)だが、藤原は「俺の名前をまず言えよ!」と駄々をこね、大橋ははまさかの「Water」と回答。メンバーが「ウォー太くん?」と散々ヤジを飛ばす中、ようやく大橋は「君は…Aquaだ」となんとか正解を導いたものの、藤原は「最初っから言えや」と拗ねてしまう。会場の爆笑を誘いながらも、“カワイイポーズ”を求められた藤原があごを両手に乗せ、「許してあげる♪」と“仲直り”。一件落着となった。

 続くブロックでは、道枝の奏でるギター、藤原のブルースハープの音色が印象的なアコースティックコーナー。「いつも」とSMAPの名曲「夜空ノムコウ」を柔らかに奏でた。去り際、西畑の無茶振りにより、道枝は長尾、高橋、大西の人格が入ってしまう催眠術にかけられてしまう……。「頑張って~!」の声援が送られる中、1人3役で楽屋での一幕を完全再現。なかなかのクオリティと長尺でオチには藤原(のモノマネ)まで登場させる大健闘ぶりを、会場中が優しく見守った。

 ライブ終盤のアルバム収録曲「Hide and Seek」では、赤と黒を基調とした衣装をまとい、センターステージに設けられたサーカス小屋のようなセットの中で、大人の魅力あふれる妖艶なダンスパフォーマンスを披露。間奏中には、セットを覆う赤い幕の中へメンバーが次々と入り…セットが持ち上げられ、幕が落ちるとメンバーの姿は消えるという謎めいた演出も。その後、メインステージへと“瞬間移動”し、観客を驚かせた。

 ラストスパートには「ダイヤモンドスマイルメドレー」と題した、多幸感あふれる人気曲メドレー。「I Wish」「ハッピーサプライズ」や「サチアレ」など、5年でダイヤモンドのようにパフォーマンス力が磨かれ、さまざまな経験によって輝きを増した7人による、希望に満ちたクライマックスとなった。

 アンコールでは、ヒャダインこと前山田健一が作詞・作曲を手がけた楽曲「僕がカワイくて君がカワイくて」でメンバーが再登場。TikTokでも「めちゃカワイイ」動画が話題となっている同曲では、サンリオキャラクターズからハローキティ、シナモロール、マイメロディ、クロミがサプライズで参加した。曲中のコールリレーも、この公演ならではのサンリオスペシャルバージョンで披露し、“カワイイ”の大渋滞を起こした。メンバーで作詞した「初心Letter」は、これまでのオフショットやチェキでいっぱいのモニターを背負い、なにふぁむへの愛が詰まったラストとなった。

 鳴り止まない「なにわ男子コール」に後押しされたダブルアンコールは「Seven seas」。ドーム公演ではフライング演出も記憶に新しいが、そのままステージが上昇。「ワイヤーがなくてもフライングできるんや!」と声を弾ませる西畑の後ろで、大橋と道枝は花道をフライングのようにくるくると回り、楽しそうな姿も見せた。この日は全41曲をたっぷりと披露。初となる大みそかの単独カウントダウンコンサートも決定し、7人で次の約束を胸に、新たなスタートを切った。

■セットリスト

Overture
1. Celebrate
2. ND Time
3. Viva Viva Carnival!!
4. 初心LOVE
5. Black Nightmare
6. ARCHIVES
 a. Circus Night
 b. LAI-LA-LA
 c. 2 Faced
 d. Live in the moment
 e. F.L.E.X.
 f. Shall we・・-?
7. Better run
<映像>
8. ビーマイベイベー
9. Gimme The Day
10. ズッキュン・ザ・ムービー
11. ドン!ドン!やったるで!
12. HARD WORK
<MC>
<映像>
13. Little Magic
14. 僕がカワイくて君がカワイくて
15. 勇気100%
16. Doki it
17. Because I just love you
18. Message
19.
 a. いつも
 b. 夜空ノムコウ(SMAP)
20. Wonder
21. Hide and Seek
22. アシンメトリー
23. ダイヤモンドスマイルメドレー
 a. ダイヤモンドスマイル -Anniversary ver-
 b. Dreamin' Dreamin'
 c. I Wish
 d. Make Up Day
 e. ハッピーサプライズ
 f. Timeless Love
 g. サチアレ
<挨拶>
24. Never Romantic
【ENCORE】
1. 僕がカワイくて君がカワイくて
2. スキスギ
3. なないろ day by day
4. 初心Letter
【W ENCORE】
1. Seven seas