なにわ男子の道枝駿佑、俳優の安斉星来、竹村謙太郎監督が、6日から韓国・釜山で開催された第31回釜山国際映画祭に参加。道枝が主演、安斉がヒロインを務める映画『うるわしの宵の月』が同映画祭の「オープンシネマ部門」へ正式出品。このほど、2人が釜山の街を散策した様子と公式上映のレポートが到着した。
【写真】釜山の街を観光する道枝駿佑&安斉星来
今作は、やまもり三香氏の同名漫画を実写化。完璧なルックスを誇る高校一のイケメンで「王子」と呼ばれる市村琥珀(道枝)と、中性的な美しさとクールな振る舞いで「王子」と呼ばれる女子・滝口宵(安斉)の“W王子”が織りなす等身大のファーストラブストーリー。
7日には前日のレッドカーペットの興奮冷めやらぬ中、道枝と安斉は初めて訪れた釜山の街を散策。まず向かったパワースポット「海東龍宮寺(ヘドンヨングンサ)」では、それぞれの干支の銅像前で「あ!あった!」「いたー!」と楽しそうに記念撮影。幻想的な提灯のトンネルをくぐり、絵馬に本作の大ヒットを祈願した。
この海東龍宮寺で初の国際映画祭への想いを尋ねると、道枝は「海外の映画祭はひとつの夢。世界中の方に観ていただける貴重な機会で幸せです」と語り、安斉も「学園ラブストーリーが選ばれることはなかなかないと思うので本当にうれしいです」と喜びをかみしめた。
続いて、釜山国際映画祭ならではの熱気に驚いたエピソードとして、「昨日のレッドカーペットで、僕の名前が入った曲が流れてきて、『あれは何だったんだ?』と、今でも安斉さんと議論しています(笑)」と、日本でも話題になった自身の名前が入った韓国語ソングについて語ると、安斉がすかさず「ミチゲッタソング!!(※ミチゲッタは、韓国語で「狂いそうなくらい道枝が好き」という意味) きっとあれは、釜山の方々からの歓迎ソングかと」とコメント。これに対し、道枝は「なるほどね!ウェルカムソングだ!」と納得した様子を見せた。
境内でのインタビューでは、グルメの話題でも大盛り上がり。現地で食べたものについて聞かれると、道枝は「プデチゲを食べました!おいしかったです!」、安斉は「ホットクおいしかったです!」と、それぞれ現地のグルメを堪能した思い出を語った。また、仕事で何度も韓国を訪れている道枝は「たくさん指ハートを届けたら観客の皆さんも反応してくださるので、自信をもって盛大にファンサービスしてください!」とアドバイス。これに安斉が「人生の教訓にします!」と応じると、道枝は「そこまでじゃない。規模でかいから(笑)」と返し、息の合った掛け合いで場を和ませた。
翌日に控えた「オープンシネマ部門」の公式上映に向け、道枝は「映画祭初上映のタイミングで自分たちもいるので、どのような反応が返ってくるのか、不安と少し楽しみが入り混じっています」と心境を吐露。安斉も「原作漫画は韓国の方々にも届いているので、映画も喜んでいただける声が多いのではないかな…と。『受け入れてください…!』という気持ちでいっぱいです」と語り、2人は顔を見合わせながら、期待と緊張感を膨らませた。
続いて「海雲台近郊のビーチ」へ移動。釜山らしい絶景を堪能しながら、思い出話に花を咲かせた。
8日にはメイン会場である「映画の殿堂(別名:釜山シネマセンター)」の野外スクリーンにて、「オープンシネマ部門」の公式上映が実施された。上映前の舞台あいさつでは、道枝が約4000人の観客を前に「アニョハセヨ!」と大きな声であいさつをすると、割れんばかりの歓声が。道枝が「皆さんこんにちは。私は“ミチゲッタ・シュンスケ”です!こうやって皆さんに公式上映をお届けすることができて、すごく光栄に思います。本当に皆さん来てくれてありがとうございます」と流ちょうな韓国語を交えてあいさつをし、会場のボルテージは一気に最高潮に。
続いて、安斉も「アニョハセヨ、安斉星来です。お会いできてうれしいです!『うるわしの宵の月』、大ヒットさせよう!」と、直前に練習したという韓国語を懸命に披露すると、客席からは愛らしいヒロインの姿に温かい大歓声が送られ、笑顔であいさつした。竹村監督は「ダブル王子、王子2人のピュアな初恋を観てください」と力強くアピール。
続いて道枝は、「原作の雰囲気であったり映像の雰囲気から、すごく登場人物が大人っぽく感じるかもしれないんですけど、全然そんなことなくて。すごくピュアで、年相応の真っすぐな子たちですね。そこがギャップとしてすごく見どころかなと思います」とキャラクターたちの魅力を熱弁。安斉も「美しい世界観を我々皆さんで作り上げられたと思いますし、何かを伝える勇気だったり、人に思いを言葉で伝える勇気をもらえる作品でもあるなと思っていますので、そこに注目していただきたいです」と作品に込めた熱い想いを伝えた。
その後、集まったファンのために観客とのフォトセッションの時間も。司会からの呼びかけで、客席の約4000人が一斉にスマートフォンのライトを点灯させると、広大な野外会場はまるで星空のような美しい明かりで埋め尽くされ、息をのむほど幻想的な空間に。監督とキャスト陣は客席をバックに笑顔で手を振り、撮影に応じた。さらに、道枝自身がスマートフォンを手にして客席のファンと一緒に自撮りを行うサプライズもあり、忘れられないかけがえのない思い出の瞬間として、会場全体が歓声と熱気に包まれた。
舞台あいさつ後、道枝と安斉、竹村監督は観客と一緒に本編を客席で鑑賞。上映が始まると、スクリーンに映し出される美しい映像と2人のうるわしい姿に、会場からは何度も歓声やため息、笑い声、驚きの声、どよめきが沸き起こり、観客一人ひとりが終始作品の世界観に深く感情移入し、興奮気味にスクリーンを見つめた。上映終了後、エンドロールが始まると、会場からは作品への深い感動と称賛を込めた声があふれ、野外会場全体が興奮の余韻に包まれていた。