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文化庁「国語に関する世論調査」結果 「ひもとく」「佳境に入る」などの本来の意味/現実の理解の差が明らかに

 文化庁は2日、令和7年度「国語に関する世論調査」の結果を公表。社会状況の変化に伴う日本人の国語に関する意識や理解の現状が明らかになった。

【画像複数】国語に関する調査…「ツーカーの」「えいやで」など使う?年齢別結果など

 設問では、「ひもとく」「佳境に入る」「流れに棹(さお)さす」「気が置けない」「噴飯もの」を挙げて、それぞれ「どのような意味だと思うか」を聞くものがあった。

 「ひもとく」「流れに棹さす」「噴飯もの」は、辞書などで本来の意味とされてきたものとは異なる方が多く選択されるという結果だった。「佳境に入る」「気が置けない」も割合が拮抗した。

■ひもとく 例:古代史をひもとく
ア)関係する書物を読む★
イ)真相を明らかにする
アが13.1%、イが69.9%

■佳境に入る
ア)仕事などが最盛期や大詰めを迎える
イ)物事などが特に興味深い場面になる★
アが37.8%、イが34.3%

■流れに棹さす 例:その発言は流れに棹さすものだ
ア)傾向に逆らって、ある事柄の勢いを失わせるような行為をする
イ)傾向に乗って、ある事柄の勢いを増すような行為をする★
アが68.9%、イが22.7%

■気が置けない 例:その人は気が置けない人ですね
ア)相手に対して気配りや遠慮をしなくてよい★
イ)相手に対して気配りや遠慮をしなくてはならない
アが47.4%、イが44.3%

■噴飯もの 例:彼の発言は噴飯ものだ
ア)腹立たしくて仕方ないこと
イ)おかしくてたまらないこと★
アが55.1%、イが34.1%

※★が辞書などで本来の意味とされてきたもの