脚本・演出家の三谷幸喜が3日、レギュラー出演するTBS系『情報7daysニュースキャスター』のスタジオ出演を見送り、岡山から電話で出演した。自身が作・演出する舞台『アメリカン・ドリーム』の岡山公演で代役を務めたため。番組では、倉本聰さんの訃報に触れ、かつて共に仕事をした際の忘れられないエピソードを明かした。
【写真】代役は脚本を手掛ける三谷幸喜!『アメリカン・ドリーム』の舞台の様子
三谷は、今週気になったニュースを聞かれると「やっぱり倉本さんですね」と切り出し、2003年にNHKのオムニバスドラマで倉本さん、野沢尚さんと共作した際の思い出を振り返った。
企画を話し合う会議では、倉本さんと野沢さんが熱い議論を交わす一方、三谷はその様子を端で見ていたという。すると、倉本さんが突然、三谷の方を向き、「三谷君、君は卑怯者だ」と叱責。自分より下の世代と仕事をしたいと思って引き受けたのに、なぜ議論に参加しないのか、と問われたことを明かした。
三谷は「僕、すごい熱量が低い人間なんで、まあ聞くだけ聞いておこうと思って黙ってましたけど」と当時を回想。安住紳一郎アナウンサーが、「先輩からの厳しい言葉も人生の財産になったのでは」と語りかけると、「確かにね、まだ覚えてますね。その声とか、その熱量をね」と応じた。
今回、三谷が代役出演したのは、PARCO PRODUCE 2026『アメリカン・ドリーム』の岡山公演。出演者の山崎一の体調不良に伴い、10月1日から3日までの4公演で代役を務めた。山崎は体調が回復し、4日午後1時の公演から復帰することが決まったが、大事を取って3日の昼夜2公演も三谷が出演したため、東京に戻れなかった。
安住アナから代役出演の感想を聞かれると、「一応、書いたのは僕なんですけど、せりふを覚えてるわけないんで、非常に大変だったですね」と告白。「台本を持ちながら舞台で?」と尋ねられると、「そんな恥ずかしいことはしないです」と返し、「お客さんも喜んでくれました。すごい」と報告した。
最後に安住アナが「来週お待ちしています」と声をかけたものの、翌週は『オールスター感謝祭2026秋』の放送で番組が休みになることに気づき、訂正。三谷は「来週も行けないんですか? 僕」と残念そうに応じていた。
『北の国から』などで知られる脚本家の倉本聰さんは、9月18日に多臓器不全のため自宅で死去。91歳だった。同月28日に訃報が公表された。