RIZAPグループが14日、2026年3月期決算を発表した。戦略的な収益重視への転換により連結営業利益は92億円プラス、前期比6倍の111億円となった。
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全体での売上は1672億円、RIZAP株式会社をはじめ、子会社3社(REXT/五輪パッキング/一新時計)が過去最高益を達成。特にchocoZAP(チョコザップ)事業がグループ全体の営業利益の50%超えまで急成長した。3年で連結FCF(フリーキャッシュフロー)は371億円と劇的に改善。chocoZAP事業開始から通算で263億円の超過を達成。これにより実質無借金経営を実現した。
2027年3月期は、年間で150億円超えの投資を行い、国内650店舗、海外150店舗と最大800店舗を出店。その中で、女性専用店舗を今期最大300店舗を出店する。
また、全国すべての既存店舗のうち、最大1900店舗をリニューアル。マシン・サービスを2万台規模で大幅拡充し、空間(内装)を全面刷新。ESM引き締めマシンをはじめ、ヒップアップなどの美尻マシン、骨盤底筋トレーニングなど、最新鋭マシンを導入し、すべての人にとってより快適に続けやすいジム体験を提供。今回の全店舗リニューアルにより、女性や中級者、非運動者といった既存ジム利用層から運動無関心層まで対象を拡大し、未開拓市場を拡張することで、フィットネス参加率20%を目指す。
さらに、AI店長やAIトレーナーを導入。高性能AIカメラ、各種loT機器と同社のソフトウェアが連動し、検知・分析・制御を実行する。AI店長をもとに、最適な店舗空間作りに向けて、スタッフやフレンドリー会員が動く仕組みを構築していく。
瀬戸社長は、「ほこり1つまで解析し、店舗状況を高性能カメラでスコアリング。お客様の状況を把握し、人がいなくても快適な環境を維持できるように開発を進め、AI店長が店舗をマネージメントします。また、AIトレーナーが1人ひとりにあわせた生活習慣やトレーニングのを提案していきます」と語る。無人店舗でも高品質な顧客体験を実現していく。
このほか海外出店に関しては、香港に加え、好調の台湾を中心に、今期最大150店舗。シンガポール、マレーシアに加え、ベトナムと韓国への出店を準備中。すでに19店舗を運営する香港では、今期最大100店舗出店。生活密着型の「オールインクルーシブ」モデルが奏功し、日本の2.5倍の収益力を実現しており、アジアNo.1チェーンへと基盤を固める。
2027年3月期の売上収益は1800億円。新規出店及び既存店舗リニューアルの投資を行いながらも、過去最高益を目指す。瀬戸社長は、「chocoZAPがスタートした時以上の手応えを感じています。収益を確保しつつ、さらなる成長とこれからも新しいことにチャレンジしていきます」と意気込む。