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國村隼、「もすッ」完全再現 『ゴールデンカムイ』続編で“鯉登少将”役に「わくわくと心躍る世界」

 野田サトルの人気漫画『ゴールデンカムイ』(集英社ヤングジャンプ コミックス)の実写映画続編『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』のキャストが新たに発表された。「薩摩の貴公子」こと鯉登音之進(中川大志)の父で、息子想いの海軍少将・鯉登平二 (こいと・へいじ)役を國村隼が演じる。口癖の「もすッ」が聞こえてきそうなキャラビジュも解禁となった。

【動画】映画『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』初解禁映像

 本作は、明治末期の北海道を舞台に、莫大なアイヌの埋蔵金を巡る一攫千金ミステリーと、厳しい大自然の中で一癖も二癖もある魅力的なキャラクターたちが躍動するサバイバル・バトルアクション。

 「実写化不可能」と言われた原作を見事に映像化し、2024年の映画版は週末動員ランキング1位を獲得。その後の連続ドラマ、Netflix配信でも国内外で高評価を集めた。続編では、シリーズ最大級の戦いとされる“網走監獄襲撃編”が描かれる。

 そんな話題作に、国内外のさまざまな作品に出演し、唯一無二の存在感を放ち続ける國村隼が参戦。國村も「『ゴールデンカムイ』!!!北の果ての雪景色、ヒグマの咆哮、そして戦争や財宝を巡る人間たち、それはなんと美しくも恐ろしい。作品の名を聞いただけでもわくわくと心躍る世界です。今回、私はとうとうそこを覗いてきてしまいました」とコメントを寄せている。

 鯉登少将は、原作でも強烈な印象を残してきた人物。息子には厳格に接しながらも深い愛情を抱く複雑な役どころを、國村がどのように体現するのか注目が集まる。

 実は原作者の野田も國村の大ファンで、出演を心待ちにしていたという。撮影現場を見学しに来た野田に、國村が「もすッ」の言い回しを確認しながら演じたというエピソードも。

 制作陣は「野田先生同様に制作陣一同もいつか國村さんに…と渇望していたところ、まさにぴったりな役どころでのご出演が叶いました。言わずもがなですが圧倒的な存在感と渋い薩摩弁は痺(しび)れる仕上がりになっています。現場で監督と野田先生と共に作り上げていただいた実写版『もすッ』もぜひお楽しみにしていただければと思います」と自信を見せる。

 今作の主演であり、主人公の元陸軍兵・杉元佐一役に山崎賢人(※崎=たつさき)。杉元と共に埋蔵金の在りかの手掛かりが描かれた「刺青人皮(いれずみにんぴ)」を求めて旅をするアイヌの少女・アシリパ(※リは小文字)役の山田杏奈が続投。そのほか、眞栄田郷敦、矢本悠馬、工藤阿須加、柳俊太郎(※柳=木へんに夘)、大谷亮平、中川大志、北村一輝、池内博之、井浦新、そして玉木宏、舘ひろしらが出演。本作より、第七師団随一の宇佐美時重役に稲葉友、網走監獄の看守部長・門倉利運役に和田聰宏、盲目のガンマン・都丹庵士役に杉本哲太が出演する。

 『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』は2026年3月13日公開。