乃木坂46の3期生・久保史緒里(24)が、26・27日に神奈川・横浜アリーナで『卒業コンサート』を開催。26日に行われたDAY1公演のアンコールでは、久保が「大好きな先輩」についてスピーチする場面があった。
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卒コン初日のアンコールは、久保のスピーチから始まった。冒頭の山形県で観たアンダーライブが乃木坂46のオーディションを受けようと思ったきっかけだったことを明かし、「自分でもびっくりすることにメンバーになることができて、こうしてステージに立つことができて。大好きな先輩たちに会うことができました。先輩方はいつも後輩たちであった私たちにとって必要な言葉を、必要な時にかけてくださる存在でした。私がアンダーライブに参加した時に、私が見てた先輩たち、私のきっかけになってくれた先輩たちと、あの時客席から見ていた曲を踊るんだってワクワクしたけど、なかなか追いつけない自分だったり、弱い自分にすごく嫌気がさしました」と振り返る。
そんな中、「ある先輩から一通の手紙をもらいました」といい「『久保ちゃんがアンダーライブを見て、乃木坂46に入ってくれたことが私にとって財産です。』そんな話を先輩同士でしていたんだよっていうことが書いてありました。ううん、むしろ私が先輩に救われて、乃木坂46がなかったら、今頃どんな人生だったんだろうって思うぐらい本当に乃木坂46一色な人生だったので、その言葉をもらって改めて『ああ、ちゃんとしなきゃ。乃木坂46として自分は生きていくんだ』って決意が固まった気がします」と語る。
続けて「そんな大好きな先輩たちが全員ご卒業されて、強くならなきゃと思って、あまり涙を流さなくなった気がするんですけど。最近大好きな先輩に会っていっぱい泣いちゃいました。その先輩はこの場所で卒業していったんですけど、今日はそんな大好きで尊敬してやまない先輩の大切な歌を歌わせていただきたいと思います。聞いてください」といい、ここ、横浜アリーナで同じく卒業コンサートを行った1期生・生田絵梨花の最後のソロ曲「歳月の轍」をソロ歌唱。乃木坂46の歴史と先輩の意思を継ぎ、9年という轍に感謝を込めて歌った。
■久保史緒里(くぼ・しおり)
2016年9月に3期生として乃木坂46に加入。20thシングル表題曲「シンクロニシティ」で初選抜され、32ndシングル「人は夢を二度見る」では自身初センターを山下美月とWセンターで務めた。俳優としても22年公開の映画『左様なら今晩は』で映画初出演にして初主演を務め、以降、NHK大河ドラマ『どうする家康』(23年)、NHK連続テレビ小説『あんぱん』(2025)などに出演。2022年2月からは『乃木坂46のオールナイトニッポン(ANN)』のパーソナリティーを務め、卒業コンサート初日を終えた26日深夜には卒業回を生放送した。