『コナン 隻眼の残像』冒頭12分の映像公開へ 毛利小五郎「どうか眠らずにご覧ください」

 アニメ『名探偵コナン』劇場版シリーズの最新作28作目『名探偵コナン 隻眼の残像』(4月18日公開)本編冒頭約12分の映像が、6日放送の金曜ロードショー後半で放送されることが発表された。また、映画の大ヒットを記念して映画の主人公・毛利小五郎よりコメントが到着した。

【画像】人気急上昇!イケおじの大和敢助 公開された『コナン』場面カット

 きのう6月1日までの興収は観客動員921万人、興収133億円を突破する大ヒットで、毛利は「わたくし名探偵・毛利小五郎が、「眠らない小五郎」として活躍している本作『名探偵コナン 隻眼の残像』お楽しみいただけていますでしょうか?皆様のおかげで映画は大ヒット!!沢山の応援をありがとうございます」と感謝。

 「すでにご覧いただいた皆様、そしてこれからご覧いただく皆様にも是非!!私の大活躍する本作を“フラッシュバック”していただきたく、6月6日金曜日 金曜ロードショーにて冒頭約12分を特別に放送させていただくことになりました!お見逃しのないよう、どうか“眠らずに”ご覧ください」と呼びかけた。

 『名探偵コナン 隻眼の残像』は公開初日で観客動員数69万人、興収10.5億円を突破。前作『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(初日動員数63万人、興収9.6億円)対比109%を記録し、前作を上回る大ヒットでスタートした。

 また近年、『名探偵コナン 黒鉄の魚影』(興収138.8億円 2023年)→『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(興収158億円 2024年)とシリーズ最高興収が更新され続けており、興収100億円を突破したタイミングは『黒鉄の魚影』は公開24日間で103億円、『100万ドルの五稜星』は公開22日で興収105億円だったが、今作は前作より3日早い公開19日間で達成し、シリーズ最速で興収100億円を突破。

 今回の大ヒットに配給の東宝は「今なお勢いを落とすことなく、歴代の成績更新も狙える快進撃を続けております!」とコメント。ヒットの要因については「本格ミステリーだけでなく、ド派手なアクション、さらには大人な恋愛模様など、さまざまな角度から楽しめる本作は、観るたびに新たな発見があると、お客様から高い支持を集めており、何度も映画館に足を運ぶ方が続出しております」と説明している。

 『名探偵コナン 隻眼の残像』の舞台は長野県の雪山で、長野県警の大和敢助と毛利小五郎の物語。長野県警の大和敢助が雪山で「ある男」を追跡中、銃弾が敢助の左眼をかすめ、雪崩に巻き込まれる。その10ヶ月後、奇跡的に生還した敢助は、野辺山天文台の研究員が何者かに襲われたという通報を受け、現場に駆け付けるが、天文台のパラボラアンテナが動き出した途端、隻眼となった左眼が突如疼きだす…。

 一方、雪崩事故を調査している警視庁時代の同僚と会う約束をしていた毛利小五郎とコナンが、待ち合わせ場所に向かう途中、銃声が響き渡り…。眠りの小五郎と長野県警の大和敢助、一見接点のなさそうな二人を繋ぐ「眠っていた記憶」が描かれる。