風力発電といえば、大きな白い風車がゆっくり回る姿を思い浮かべますよね。
しかし、その設置には大規模な基礎工事が必要で、時間もコストもかかります。
この課題を、全く新しい発想で解決しようとしているのが、
アイルランドで試験運用されている、
空に浮かべる「凧の発電所」です。
その仕組みは、60平方メートルもの巨大なたこが上空へ舞い上がる際に、
凧糸であるケーブルを引っ張る力で発電機を回す、というもの。
最大のメリットは、その機動性です。
大きな風車と違って基礎工事が不要なため、
24時間以内にどこにでも設置が可能。
そのため、電力網が届きにくい離島や建設現場、
音楽フェスなどイベント会場での活用も期待されています。
昔ながらの遊び道具である「たこ」が、
未来のエネルギー問題を解決する
“スマートで頼もしい技術”に生まれ変わるかも?
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【今日の1枚】
たまたま入ったトイレのドアを閉めたら、
ロックが兼小さな棚になっていました。
スマホを置くのにちょうどよく、
ロックを外す時には必ず置いたものを
取り上げるので、忘れ物にならない!
便利で心遣いを感じる、
気の利いた設備だと思いました。
では、また来週!