日本で発生する「子どもの交通事故」は、年間およそ1,500件。
そんな悲しい事故を一つでも減らしたいという願いから、大阪府守口市に、日本で初めてとなる「地面が光る横断歩道」が設置され、注目を集めています。
これは、信号機のない横断歩道の手前に黄色のLEDライトを埋め込んだもの。
地面そのものが光ることで、遠くにいるドライバーにも、歩行者にも、「ここに横断歩道がある」とはっきりわかります。
設置された場所は、2つの公園のあいだ。
これまでも子どもの飛び出しが多く、住民がヒヤヒヤしていた場所だそうですが、「すごく明るくて分かりやすい」と好評です。
しかも身長が低く、目線が下に向きがちな子どもたちや、足元に注意が向きやすいお年寄りにとっても、気づきやすいデザインとなっています。
“個人の注意”だけに頼るのではなく、誰もが自然と安全になれる“仕組み”で支えること。
そんな視点が、安心して暮らせる街をつくっていくのだと感じます。
【今日の1枚】
北海道・知床半島で
夜中に空を写したもの。
周りに街灯は一切なく、
大きな都市も近くにないため
星の1粒1粒がはっきりと
くっきりと目に映りました。
美しい星空や、美しいこの惑星(ほし)の
未来を守るために今できることを
引き続きお届けしてまいります。
では、また来週!