■『ANGEL CHAMPAGNE presents 超RIZIN.5 浪速の超復活祭り』メディアデー
(8日・大阪市内ホテル)
9月10日の『超RIZIN.5』で朝倉未来と対戦する青木真也が、2日後に迫った試合への心境、令和で最も影響力がある格闘家である朝倉未来への意識、さらにセコンドに鹿志村仁之介を指名した真意など、独自の哲学を交え率直な胸中を語った。
『超RIZIN.5 浪速の超復活祭り』で青木真也と対戦する朝倉未来
対戦相手である朝倉の印象を聞かれると、「若いですね」と一言。11年前に桜庭和志との対戦時に抱いた「相手に触れておきたい」という感覚は、今回は「ないな。全くない」と即答した。さらに、「9月10日に注目されるだけで、自分のレスリングをやる」と述べ、周囲の喧騒に惑わされることなく、自身のスタイルを貫く姿勢を強調した。
それでも、試合展開のイメージについては「命が尽きるまで続け、命が尽きるまで続けたい」と、不退転の決意をにじませた青木。この試合に向けて自身のYouTubeやさまざまなインタビューで語ってきたが、ファイターとしての集大成を見せる覚悟でリングに立つ。
これまでキャリアで自分のチームを作ってこなかった青木だが、今回の試合のセコンドに練習をともにしている若手ファイターの鹿志村を指名した。その背景には、自分に憧れた後輩へ「僕の体が動いて、命があるうちに近くで見せてあげるのが責任。やってきたことの責任を果たす」と語る。リスクを認めつつも「最後に見せてあげたかった」と、背中を間近で継承させる意図を明かした。
また、ファンからの多くの応援の声には「心強いと思う時もある」としつつ、「喉元に何か突きつけられて、引くに引けなくさせられている感じもある。一長一短。いいもんじゃない」と、期待がもたらすプレッシャーという複雑な胸中を吐露した。
現在のライト級の基準となる71キロでの試合は、本人いわく「多分2015年の5月以来」と約11年ぶりとなる。厳しい減量と思われたが、本人は「全然きつくない。むしろ、もう一回下げられるなというテンションで、年齢を重ねて体重が落ちやすくなっている。いい体質改善であり、健康にとって良いきっかけ」と前向きに語った。