是枝裕和監督による実写映画『ルックバック』(9月11日公開)の第1弾入場者プレゼントとして、原作者・藤本タツキが描き下ろしたA5ビジュアルカードの配布が決定した。あわせて、Dolby Cinema(ドルビーシネマ)とDolby Atmos(ドルビーアトモス)での上映、公開記念特番の放送も発表された。
【画像】実写映画『ルックバック』Dolby Cinemaポスタービジュアル
ビジュアルカードに使われているのは、本作を鑑賞した藤本が入場者プレゼントのために描き下ろした特別イラスト。藤野と京本が机を並べ、真剣な表情で一緒に漫画を描く姿が、温かみのある色彩で描かれている。
配布期間は公開初日の9月11日から17日まで。通常上映とDolby Cinema上映の共通特典となり、鑑賞者1人につき1回の鑑賞で1枚が配布される。数量限定で、なくなり次第終了する。
また、全国358館で公開されるうち、11館でDolby Cinema、37館でDolby Atmos上映を実施。是枝監督作品が両形式で上映されるのは、いずれも今回が初めてとなる。
本作では、坂東祐大による音楽に加え、紙の上を走るGペン、雨や風などの自然環境音、部屋に響くかすかな息遣いまで、物語を構成する音を繊細に表現。立体的な音響によって、藤野と京本が一緒に過ごした時間や、それぞれの場面の空気感を描き出す。
原作は、2021年に「少年ジャンプ+」で発表された藤本の同名漫画。『このマンガがすごい!2022』オトコ編で1位を獲得し、2024年には劇場アニメ化された。藤本作品が実写映画化されるのは、本作が初となる。
漫画の腕に自信を持つ藤野と、彼女に憧れながらも圧倒的な画力を秘める京本。漫画への思いで結ばれた2人を、ある日、思いも寄らない出来事が襲う。映画では、小学生時代から始まる13年間の軌跡を描く。
藤野役を出口夏希、京本役を蒔田彩珠が担当。子ども時代の藤野と京本を、それぞれ七瀬ふうりと岡田六花が演じる。撮影は主に秋田県にかほ市で行われ、四季折々の風景が収められた。
本作は、「第83回ベネチア国際映画祭」コンペティション部門と、「第51回トロント国際映画祭」スペシャル・プレゼンテーション部門への正式出品が決まっている。
さらに、「映画『ルックバック』ができるまで」と題した公開記念特番も、一部地域を除く各地で放送される。是枝監督と出口、蒔田による鼎談や制作現場のメイキング映像を通じて、作品の舞台裏を紹介する。ナレーションは、藤野の母・朱里を演じる野呂佳代が務める。各地での放送情報は『ルックバック』公式サイトで確認できる。