「令和8年熊本地震」の発生を受け、KAB 熊本朝日放送がYouTubeで公開していたニュース動画が注目を集めている。
【動画】KAB熊本朝日放送が2023年に公開した動画…日奈久断層帯の脅威
動画は、「平成28年熊本地震」から7年後の2023年4月に公開されたもので、「日奈久断層帯の脅威」を伝えていた。
内陸型地震を引き起こす活断層について「長い年月をかけて地下の地盤に力が加わり、それが限界に達すると、断層を境に急激にずれ動き、地震が起こります」とし、その危険度は「平均的に何年感覚で地震が発生しているか、過去の地震から何年経っているかよって決められます」と説明。
具体的に「日奈久断層帯」に焦点を当て、「日奈久断層帯が大きく動いたと文献に残されているのは、1300年近く前に起こった1520人が亡くなった肥後地震(744年)です。日奈久断層帯の平均活動感覚は最短で1100年と考えられていることから、いつ地震が起きてもおかしくない状況です」と言及。
その上で「導き出された30年以内の地震発生確率は、最大で16%。阪神・淡路大震災前の発生確率8%の倍で、熊本地震(2016年)が起こる前の布田川断層帯の発生確率が0.9%だったことを考えると、いかに切迫度が高まっているかが分かります」と伝えている。
さらに、2016年の熊本地震では前震は日奈久断層帯、本震は布田川断層帯が動いたが、日奈久断層帯についてはその後もわずかに動いているとし、地表の変化を取材。東北大学の遠田晋次教授は「内陸の活断層で日本でこういう現象が確認されたのは初めて」だとし、「むしろひずみが(2016年の)熊本地震によってさらに蓄積されたというような見方をしています」と語っている。
これを踏まえ、地震への“備え”の大切さを強調。「30年以内の発生確率16%、これは決して低い数字ではありません。命を守る備えだけが対抗できる手段です」と呼びかけている。
2026年7月28日、再び大地震が熊本を襲った。コメント欄には「3年前の番組なのね」「3年前の話が現実になっている」「兆候あったんだなぁ…」「本当に起こってしまった…」「こういう動画の重要性がより思い知らされたね」など、多数の声が寄せられている。