俳優の仲野太賀が主演を務める、大河ドラマ『豊臣兄弟!』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)の第25回「変事の予兆」が、28日に放送された。以下、ネタバレを含みます。
【写真】ネット驚き!新キャストの登場シーン
大河ドラマ第65作で描くのは、戦国時代のど真ん中。強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡。主人公は天下人の弟・豊臣秀長(ひでなが)。歴史にif(もしも)はないものの、「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまで言わしめた天下一の補佐役・秀長の目線で、戦国時代をダイナミックに描く波乱万丈のエンターテインメントとなっている。
第25回では、信長(小栗旬)の新たな城・安土城が完成。祝宴の場で信長は家臣たちに相撲を取るよう提案し、若き近習・森乱(市川團子)の相手に、林秀貞(諏訪太朗)や佐久間信盛(菅原大吉)、安藤守就(田中哲司)ら長老格の重臣を指名する。余興と思いきや、敗れた3人に信長は問答無用で追放を言い渡す。小一郎と秀吉(池松壮亮)がその理不尽な行動の理由を探る中、光秀(要潤)が信長の真意を語り始めた。
歌舞伎界の若手として注目を集める市川團子にとって、今作が初の大河ドラマ出演。演じる森乱は、軍記物などで広く知られる森蘭丸のこと。森可成の三男として生まれ、幼少期から織田信長に小姓として仕え、近習として信長を支えた。本能寺の変では18歳で討ち死にしたと伝えられる。今作では近年の研究や当時の史料に基づき、一般的に知られる「蘭丸」ではなく「乱(乱法師)」の名で登場しており、歴史考証を踏まえた人物設定も見どころとなっている。
團子は俳優・香川照之(市川中車)の長男としても知られ、歌舞伎界の次代を担う若手として活躍。映像作品への本格出演は今作が初となる。今月には東京・THEATER MILANO-Zaで上演された『獨道中五十三驛』で13役を早替わりで演じ、その表現力も話題を集めた。
SNSでは「眉目秀麗」「凛々しい」「想像以上にはまり役」「美しい森乱になりそう」「若き日の蘭丸のイメージにぴったり」「なんて麗しい」「待ってました」など、市川の初登場を歓迎する声が相次ぎ、その端正なたたずまいと存在感に注目が集まっている。