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映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』坂本九の母役に薬師丸ひろ子 阿部寛、戸塚純貴、八木莉可子ら出演決定

 俳優の岡田准一、松坂桃李、仲野太賀が共演する映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』(12月25日公開)に、薬師丸ひろ子、阿部寛、戸塚純貴、八木莉可子、井之脇海、山田真歩が出演していることが明らかになった。

【画像】“689トリオ”のスーパーティザー映像

 本作は、1963年に「SUKIYAKI」のタイトルで全米ビルボードチャート3週連続1位という快挙を成し遂げた名曲「上を向いて歩こう」の誕生秘話を、事実に基づいたフィクションとして映画化した作品。

 作曲家・中村八大(岡田)、作詞家・永六輔(松坂)、歌手・坂本九(仲野)による“689トリオ”の青春、友情、挑戦を描く。監督は『ヘヴンズ ストーリー』などで知られる瀬々敬久が担当する。

 今回発表されたキャストは、“689トリオ”の歩みを支え、その運命を大きく動かしていく重要人物たち。

 坂本九の母・大島いく役に薬師丸ひろ子。スターへの道を歩む息子を温かく見守り続けた母親として、「九ちゃんスマイル」の原点ともいえる無償の愛を体現する。

 阿部寛が演じるのは、ジャズの世界にいた中村八大に歌謡曲という新たな挑戦を促す鍋山プロデューサー。若きクリエイターたちの才能を見いだし、中村が第1回日本レコード大賞を受賞するきっかけを作った人物として登場する。

 また、永六輔とともにテレビ草創期の番組づくりに奔走するディレクター・毒島役を戸塚純貴が演じる。型破りな表現者たちが集う黎明期のテレビ業界で、永とともに新たなエンターテインメントを生み出そうと奮闘した同志として、物語を支える。

 さらに、安保闘争に参加する中で永六輔に大きな衝撃を与える女子学生役を八木莉可子が演じる。

 あわせて、中村八大の唯一の音楽理解者であるマネージャー役に井之脇海が、名曲「上を向いて歩こう」を愛する少年の母親役を山田真歩が務めることも発表された。

■大島いく役:薬師丸ひろ子のコメント
 「上を向いて歩こう」は、私自身子どもの頃から口ずさんでいた馴染みのある曲です。
 過去にも共演させていただいている太賀さんとこの作品でご一緒できるということで、 再会がとても楽しみでした。
 私が演じるいくさんは、働き者で子どもへの愛情が深く、その存在に心を打たれました。
 激動の時代の中で、仕事に心血を注いだ登場人物の生き様が伝わる作品になるのではないかと思います。

■鍋山プロデューサー役:阿部寛のコメント
 何本かご一緒している瀬々監督の現場はいつもパワフルで、本当に映画らしい良い雰囲気があります。今回は古い建物での撮影もあり、何十年も前の空気感にすごくワクワクしました。作中に出てくる「上を向いて歩こう」といえば、僕の中でも坂本九さんのあの笑顔や歌う姿が今でもぱっと浮かぶほど、強烈なインパクトが残っています。今回、今の音楽業界の形や芸能界のベースを築いた、もの凄く偉大で貴重な渡辺晋さんを参考に、役に臨みました。その凄まじい努力とビジネス能力、そして先人の残された功績に深い敬意を示して演じさせていただきました。何度か共演している主演の岡田さんがこの時代をどう演じるか本当に楽しみですし、当時の夢や活気のパワーを皆さんにもぜひ受け取ってほしいです。

■毒島ディレクター役:戸塚純貴のコメント
 瀬々監督の現場は、撮影中に瞬間的に思いついた言葉をそのまませりふに反映させていくなど、作品が膨らむワクワク感があり楽しかったです。私が演じたのは、若い世代が上の世代に関係なくどんどんテレビを作っていけた、一番熱く活気あふれる時期のディレクターです。「上を向いて歩こう」は、誰に教わったわけでもないのに気づけば自然と歌える、不思議と馴染みのある曲でした。シンプルな歌詞の奥には涙がこぼれないように堪えるといった深い意味もあり、とにかく元気になる楽曲だと感じています。僕自身、上京した頃は何もできない自分に悔しい思いをして、涙がこぼれないように上を向いて歩いたような経験があります。

■女子学生役:八木莉可子のコメント
 初めての瀬々組でしたが、スタッフの皆さんもとても温かく、一丸となって良いものを作ろうとする本当に熱い現場でした。私は平和への強い思いを持って安保闘争のデモ行進に参加した女子学生を演じました。現場では緊張していましたが、初めて共演した松坂桃李さんの優しく柔らかい雰囲気に身を委ねてお芝居をさせていただきました。私自身、上京して仕事がうまくいかなかった時期に、家でこの曲を聞きながら涙を堪えていた思い出があります。誰もが知る名曲の知られざる裏側にある、もの凄く素敵で熱いストーリーをぜひ劇場で見届けていただけるとうれしいです。