菅田将暉、カンヌの街中で見せた黒沢清監督の驚きの冷静さを告白 映画祭での大喝采後も「全然ゆるんでない」

 俳優の菅田将暉が26日、都内で行われた映画『黒牢城』(6月19日公開)ジャパンプレミア レッドカーペットセレモニーに登壇。カンヌ国際映画祭での大喝采後に見せた黒沢清監督の驚きの冷静さを明かした。

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 菅田と黒沢監督は現地時間19日、主演の本木雅弘、青木崇高、宮舘涼太(Snow Man)とともに『第79回カンヌ国際映画祭』に出席。菅田は「映画を軸に集まっているので、楽しみにワクワクして集まっているけど、上品で、一張羅を着て映画を見に行くぞみたいなエネルギーがキラキラしていました」と会場の様子を笑顔で振り返った。

 作品のコピー「心を読め」にかけて、「一番心が読めなかったのは誰?」というお題では、菅田はカンヌでの黒沢監督のエピソードを披露。スタンディングオベーションという称賛を浴びた帰り、「みんなでちょっと夜の街を移動して歩いてたんですよ。石畳の街の中を、みんなちょっとあったかい上映会の後のちょっと誇らしい気分で歩いてて」と回想。

 そして「黒沢さんも『いままでにない拍手でした』っておっしゃってたから充実感があるのかな」と思ったと言う。しかし。そこで振り返った黒沢監督が放ったのは「菅田さん、こういう時にスリに遭うんです」という言葉だったとし、「言われた時に度肝を抜かれて。『嘘でしょ!』って」とその時の衝撃を感じさせる勢いで明かした。「その冷静さに一番…たしかにそれぐらい安心してるって言葉にも聞こえたからうれしかったんですけど、全然ゆるんでないなこの人っていう。やっぱりちょっと読めなかったですね」と語った。

 黒沢監督が「マジでああいうときスリに遭う。一番危ない。夜中近くにタキシードかなんか着て暗い道歩いたらもう格好の餌食」と改めて伝えると、菅田が「なるほど、勉強になりました」と納得の表情を見せていた。

 今作は、直木賞作家・米澤穂信氏のミステリー小説を映画化した戦国系心理ミステリー。物語は、織田信長軍に囲まれ孤立無援となった城内で、ある少年が殺される事件が発生。その後も怪事件が次々と起こる。容疑者は、密室と化した城内にいる家臣や身内の誰か。城外は敵軍、城内は裏切り者。誰もが疑心暗鬼になっていく中、荒木村重(本木雅弘)は牢屋に幽閉した敵方の危険な軍師・黒田官兵衛(菅田)と共に謎の解決に挑む。

 同セレモニーにはほかに、本木、吉高由里子、青木、宮舘、柄本佑、ユースケ・サンタマリア、吉原光夫、坂東龍汰が登壇した。