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山崎賢人×松下洸平、W主演『殺人の門』実写映画化、2027年2月公開 原作・東野圭吾「二度驚いた」

 人気作家・東野圭吾の小説『殺人の門』(角川文庫)が、山崎賢人(※崎=たつさき)と松下洸平のダブル主演で実写映画化され、2027年2月19日に公開されることが発表された。あわせて、超特報映像と場面写真、キャスト・原作者・監督のコメントが届いた。

【動画】映画『殺人の門』実写映画化、超特報

 原作は、約30年にわたる“親友”同士の歪んだ関係を描き、東野圭吾史上最大の問題作として知られる。2003年の初版刊行から四半世紀、映像化は困難とされてきた。今回の映画版では舞台を令和に移し、長年のタブーに挑む形となる。

 物語は、“親友”の人生を狂わせる男・倉持修と、そんな“親友”を殺したいと願う男・田島和幸の関係を軸に展開。偶然か、故意か――。どんなに逃げても距離を置こうとしても、倉持は必ず田島の人生に“親友”として戻ってくる。田島の中で膨れ続けるある疑念と殺意。“親友”を助けては裏切る倉持の目的は何なのか?田島は“親友”を殺し、「殺人の門」を越えてしまうのか?約30年に及ぶ2人の歪んだ友情と殺意が交錯する禁断のミステリー。

 東野は本作の実写映画化について、「今回の映画化に、私はすでに二度驚かされています。一度目は、こんな厄介な小説を映画にしたいという人がいて、そんな映画に出たいという役者さんがいると知った時です。二度目は今回で、そんな企画が実現したことに驚いています」と喜びをにじませながら語っている。

 山崎と松下は、ドラマ『アトムの童(こ)』(2022年)で“親友”役を演じて以来、プライベートでも親交を深めてきた間柄。本作では一転、歪な関係性の“親友”として向き合った。

 倉持役の山崎は「倉持は物語をかき乱していく存在であり、依存や愛、執着、友情といったさまざまな感情が入り混じった複雑な男」と役どころを説明し、「物語は決してシンプルではなく、考えれば考えるほど何層にも重なり合っていて、その複雑さこそが魅力」と語る。

 一方、田島役の松下は「なぜ自分を傷つける人と離れられないのか」と問いかけ、「この映画は、ある意味究極のラブストーリーかもしれません」とコメントしている。

 撮影は、2025年9月8日にクランクイン、10月15日にクランクアップ。監督は『HERO』や『コンフィデンスマンJP』などを手がけてきた金井紘が務めた。原作について「どこまでもダークで救いのない物語の底に、ある種の“美しさ”を湛えた友情を感じた」と語り、2人の俳優について「“歪んだ友情"を、これ以上ない形で美しく生々しく表現してくれた」と手応えを語っている。

 解禁された特報映像では、洗練された佇まいの倉持と、苦悩をにじませる田島の姿が描かれる。繁華街を歩きながら「俺たち親友だろ?」と語りかける倉持の姿とともに、「殺人の門」というタイトルが浮かび上がり、2人の関係性の行方を示唆する内容となっている。

 この映像にあわせて、冷たく鋭い視線を向ける倉持と、怒りと苦悶に満ちた表情を見せる田島の姿を捉えたソロカットも公開された。

 映画公開に先駆け、原作「殺人の門」新装版の上・下巻が角川文庫より発売中。また、角川映画は本年、50周年を迎える。

■原作:東野圭吾のコメント
 今回の映画化に、私はすでに二度驚かされています。
 一度目は、こんな厄介な小説を映画にしたいという人がいて、そんな映画に出たいという役者さんがいると知った時です。
 二度目は今回で、そんな企画が実現したことに驚いています。
 そして三度目は、たぶん映画を見た後でしょう。
 感動のあまり惚けているか、別の意味で惚けているか、今からとても楽しみです。

■主演:山崎賢人のコメント
 初めて脚本を読んだとき、すぐには理解しきれない部分もありましたが、それでも言葉では表せないほどの面白さを感じました。
 物語は決してシンプルではなく、考えれば考えるほど何層にも重なり合っていて、その複雑さこそが魅力だと思います。
 倉持修は物語をかき乱していく存在であり、依存や愛、執着、友情といったさまざまな感情が入り混じった複雑な男です。そして、この物語は本質的には“愛の物語”なのではないかとも感じています。

■主演:松下洸平のコメント
 田島という役を演じさせていただく中で、依存の心理についてよく考えていました。
 なぜ自分を傷つける人と離れられないんだろう。倉持に狂わされた人生なのに、どうして倉持を求めてしまうんだろう。
 誰かに愛されることに飢えた2人の男と、その間を流れる友情と殺意を、スクリーンで感じていただけたら嬉しいです。
 この映画は、ある意味究極のラブストーリーかもしれません。

■監督:金井紘のコメント
 初めて今作のオファーを頂いた際、久しぶりに山崎賢人と現場に立てること、それも自身初の長編映画で東野圭吾さんの名作に一緒に挑戦できることに心を躍らせました。
 原作を拝読した際、どこまでもダークで救いのない物語の底に、ある種の“美しさ”を湛えた友情を感じました。
 その“歪んだ友情"を、山崎賢人と松下洸平の2人がこれ以上ない形で美しく生々しく表現してくれました。
 門の内側に渦巻く濃密な人間ドラマを、ぜひスクリーンでご覧ください。