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『豊臣兄弟!』地獄絵図にネット衝撃「トラウマになる…」

 俳優の仲野太賀が主演を務める、大河ドラマ『豊臣兄弟!』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)の第15回「姉川大合戦」が、19日に放送された。以下、ネタバレを含みます。

【ここは地獄じゃ】ネット衝撃のシーン

 大河ドラマ第65作となる同作は、戦国時代の中心を舞台に、豊臣兄弟の強い絆と天下統一までの軌跡を描く物語だ。主人公は天下人・豊臣秀吉の弟である豊臣秀長。歴史に「if」はないとされる中でも、「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」と評されるほどの名補佐役の視点から、激動の時代がダイナミックに展開される。

 第15回では、織田信長(小栗旬)が朝倉・浅井連合への反撃を決断し、足利義昭(尾上右近)や徳川家康(松下洸平)に援軍を求める。しかし、内心では信長の失脚を望む思惑もあり、両者の動きは鈍いまま。一方、小一郎こと秀長(仲野太賀)と藤吉郎(池松壮亮)は、市(宮崎あおい)を逃がすために時間稼ぎを図るが、市の心は夫・浅井長政(中島歩)とともにあり、計画は思うように進まない。やがて信長は北近江へ進軍し、姉川を挟んで朝倉・浅井軍と対峙、決戦の火ぶたが切られる。

 合戦では、小一郎や藤吉郎、蜂須賀(高橋努)の前に浅井軍の猛将・藤堂高虎(佳久創)が立ちはだかり、激しい戦いが繰り広げられる。終盤、織田軍が優勢となり勝どきを上げるが、戦場の様相は一変。画面は赤く染まり、川が無数の兵の血で染まる凄惨な光景が映し出される。

 信長の策によって勝利を収めたものの、藤吉郎はその惨状を前に「本当にわしらは勝ったのかのう…」とつぶやき、小一郎も「わからん…わからんけど、ここは地獄じゃ」と涙を流す。勝利の裏にある犠牲の重さを突きつける描写となった。放送後、SNSでは「まさに地獄絵図」「トラウマになる…」「すごい回だった」などの声が相次ぎ、戦国の現実を容赦なく描いた演出に大きな反響が広がった。