NOW ON AIR
HITS! THE TOWN (12:55-18:00)
NOW PLAYING00:00

史上初…国宝『北野天神縁起絵巻』全巻全場面を公開 ”すべて見るには…” 天神信仰ゆかりの国宝・重文が一堂に 6月14日まで京博で【展示予定詳細&概要】

 京都国立博物館できょう18日から特別展『北野天神』が始まった。6月14日まで。国宝『北野天神縁起絵巻』の全巻全場面が史上初めて公開される。

【画像】貴重な国宝・重文の数々…天神さまゆかりの品々 最古級の天神像も

 平安時代を代表する著名な学者・政治家である菅原道真は今日においても、天神様、天神さん、菅公などの名で呼び親しまれる。その道真を祭神として祀る北野天満宮では、25年ごとに「半萬燈祭」、50年ごとに「大萬燈祭」という式年大祭を行っている。来年2027年、延喜三年(903)の道真薨去から1125年目となる半萬燈祭が執り行われる。これに合わせて、京都国立博物館では国宝・重要文化財約50件を含む約140件の、全国の天神信仰ゆかりの品々を一挙に公開する特別展を開催。

 同展で、史上初めて公開される、北野天満宮所蔵の国宝「北野天神縁起絵巻(承久本)」全巻全場面。道真の生涯と死後、神として祀られる様子をつづった絵巻。「北野天神縁起絵巻」は古来、数多く作られたが、本文に承久元年(1219)の年号をもつ通称「承久本」は、最古かつ最優の品。9巻からなり、総長80メートルを超える。大きさはおよそ縦52センチメートルで、現存する日本の絵巻として最大の画面高を誇る。会期中、巻き替えながら展示する。

 3章構成。道真の遺品と伝わる国宝「菅公遺品」や現存最古級の天神像「束帯天神像(根本御影)」など道真ゆかりの品々のほか、日本各地の天満宮・天神社ゆかりの社寺が守ってきた文化財が一堂に会する。また、源氏の重宝で“兄弟刀”とも呼ばれる刀剣「髭切」(北野天満宮蔵)と「膝丸」(大覚寺蔵)の2振が同じケース内に並ぶ。

 開催に先立って行われた記者発表で同館主任研究員の末兼俊彦氏は「数多い天神縁起絵巻の中で現存最古であります。さらに日本の絵巻物の中でも最大級」と説明。「全5回来ていただけますと、すべてが見ていただけます」と案内した。続けて「この絵巻を頭から最後まで見たことがあるのは、研究者の中でも片手で余るほどです。5回来ていただくだけで最先端の研究者になれる」とユーモアたっぷりにアピールした。

 なお、巻き替えながらの展示のため、18日から5月4日、5月5日から17日、19日から24日、26日から31日、そして6月2日から14日までにそれぞれ訪れると、5回で全画面全場面を見ることができる。

■「北野天神縁起絵巻(承久本)」展示予定詳細
4月18日~5月4日
・巻第1:第1段、第2段
・巻第3:第1段
・巻第4:第1段
・巻第5:第2段
・巻第6:第1段、第2段
・巻第7:前半
・巻第9:前半

5月5日~17日
・巻第1:第1段、第2段
・巻第2:第1段、第2段
・巻第3:第3段
・巻第4:第2段
・巻第5:第1段
・巻第6:第1段、第2段
・巻第7:後半
・巻第9:前半

5月19日~24日
・巻第1:第3段
・巻第2:第3段、第4段
・巻第3:第2段
・巻第4:第3段、第4段
・巻第5:第3段
・巻第6:第3段、第4段
・巻第8:前半
・巻第9:後半

5月26日~31日
・巻第1:第3段
・巻第2:第3段、第4段
・巻第3:第2段
・巻第4:第3段、第4段
・巻第5:第4段
・巻第6:第3段、第4段
・巻第8:前半
・巻第9:後半

6月2日~14日
・巻第1:第3段
・巻第2:第3段、第4段
・巻第3:第2段
・巻第4:第3段、第4段
・巻第5:第5段
・巻第6:第3段、第4段
・巻第8:後半
・巻第9:後半

■展覧会概要
展覧会名:特別展「北野天神」
会期:4月18日(土)~6月14日(日)
主な展示替:
前期:4月18日(土)~5月17日(日)
後期:5月19日(火)~6月14日(日)
※会期中、一部の作品は上記以外にも展示替または巻替を行う
開館時間:午前9時~午後5時30分
※金曜日は午後8時まで
※入館は各閉館の30分前まで
休館日:月曜日※ただし5月4日(月・祝)は開館
会場:京都国立博物館 平成知新館
主催:京都国立博物館、北野天満宮、読売新聞社
特別協力:全国天満宮梅風会
観覧料:
一般2000円、大学生1400円、高校生900円
※中学生以下、障害者手帳を提示した人とその介護者1人は無料(要証明)
主な販売場所:
公式オンラインチケット、美術展ナビチケットアプリ、ローソンチケット、チケットぴあ、
セブンチケット、CNプレイガイド、イープラスなど