サントリービバレッジ&フードが7日、東京都内で「新価値創造プロジェクト」について発表した。その第1弾となるタイで3月上旬に販売されたハイドレーション飲料『Suntory Hy! Water Loc』が、3月の出荷計画比1.8倍と好調に推移している。
【画像】ペットボトルで登場した「ロコモアWATER」「セサミン1000」
同商品は、冷房の効いた環境で長時間を過ごすオフィスワーカーがタイ都市部で増えており、その生活実態に着目して生まれた。喉の渇きを潤すだけでなく、体内での水分保持を意識した設計を取り入れ、バランスの取れた水分補給を行うことができる。同プロジェクトのもと、タイと日本の商品開発チームが協働し、日本で馴染みのある『GREEN DA・KA・RA』の知見を活用し開発されたという。
世界で飲料市場を取り囲む環境が変化する中、グローバルにRTD飲料市場の伸長が見込まれるエリアにおいて、国内外でグループ各社が培ってきた知見や資産を横断的に活用することで、新たな市場創造を通じた成長を目指す。中長期的には、RTD飲料にとどまらず、さまざまな形態で新たな飲用シーンの創出にも取り組んでいく。
さらに、同社が事業展開する主要8ヵ国の約100人が市場調査やワークショップを実施し、商品開発のデータ基盤となる独自のグローバルプラットフォーム「Future Adventure Map」を構築。共通の基盤のもとで生活者起点の議論・検証を行い、「ウエルネスケア」「ムードシフト」の2つの価値軸に基づく商品開発を行う。
そうした中、アジアでは日本のR&D技術を活用した新規ブランドを、国内ではウエルネスケア領域の新商品を立ち上げた。その第1弾としてタイの『Suntory Hy! Water Loc』、国内では“飲むサプリ”シリーズ『ロコモアWATER』と『セサミン1000』(一般食品)が4月14日に発売する。
サントリー食品インターナショナル事業推進本部 新価値創造部 部長の大塚匠氏は、「既存の飲料商品にとらわれず、従来の事業基盤では到達しない新しいお客様とのエントリーポイントを作り、ヒット商品を目指し、育成していく」と意気込む。