お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、10日深夜放送のTBSラジオ『火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ』(毎週火曜 深1:00)に出演。TBS系衆議院議員選挙特番『選挙の日2026 太田光がトップに問う!結果でどう変わる?わたしたちの暮らし』内で、自民党総裁の高市早苗首相とのやり取りが反響を呼んでいることを踏まえて、自身の見解を話した。
【動画】今回はどうなる…太田光が各党トップに問う!
選挙特番内では、太田が「今度『サンジャポ』でお待ちしております(笑)!」と呼びかけると、高市首相も「はい!『サンジャポ』大好き!」と応じ、和やかなムードで話が始まった。消費税に関する話題で、太田が「巷の噂では、ここまで勝っちゃうと、自民党内でもやらなくてもいいんじゃないかという声が出てくるかもしれない」と向けると、高市首相が「公約を掲げて選挙を戦って、それでやらないという候補者はいないと信じています」と話した。
太田が「大変失礼なことを言いますが、日本の政治家は責任の所在があやふやになることが多い。もし、できなかった場合、高市さんはどうやって責任を取るんでしょうか?」と質問すると、高市首相は「公約に掲げたから、やるんですよ。そんな暗い話はしないでください!なんかいじわるやなぁ。最初からできへんと決めつけんといてください。これから必死にやろうとしている私に、すごいいじわる」と関西弁を交えて訴えていた。
選挙特番のエンディングで、太田は「一番印象に残ったのは、やっぱり高市さんとの会話の中で、できなかったらどう責任を取るって、これは失礼な質問だったかもしれないけど、やっぱり日本って、日本って誰がどの部分で責任を取るのか。あるいは『できなかったら…』っていうので『いじわるなこと聞かないでよ』って言われたけど、できなかったことを想定しなくて混乱したことが…。例えば、東日本大震災の原発事故もそうだし、日銀と政府の独立性もそうだし。安全神話みたいなことがあったわけですよね」と指摘。
続けて「それをあえて言葉にしていないことが、日本の政治の一番不安定なところ。これ日本の良さでもあると思うんだけども、憲法改正をする時に、今自衛隊法に、違法な命令を軍人は拒否する義務があるっていうのが、自衛隊法だけないんですね。世界の中で。ほかの軍法には全部ある。それは、上官が違法な命令をするわけないっていうことがあるのかどうかわからないけど、そういうところの想定をしないと、そんな国に、普通の軍隊を持たせるのは、オレは危険なんじゃないかと思う。その成熟していない国が普通の軍隊を持つことの危険さっていうのは感じました」と締めくくっていた。
この日の放送で、太田は「オレとのやり取りが賛否両論あるみたいなんだけど、世間がオレを嫌うのもわかる」とコメント。「オレはかなり礼儀正しくやったつもりです。オレは悪かったと思ってないんだけど。責任の所在をはっきりさせろよって。世間の人は、これからやる気になっている人に水を差すようなことを言ってどうするんだって。そういう気持ちもわかるけど。ウチの社長(太田光代氏)は、オレが出るテレビ番組について、絶対に最初の始まる前に失敗した時のことを想定しているわけですよ。今回も、TBSと誰が責任を取るのかっていうのを全部明文化したわけですよ。オレが失敗する人だから」と自身の例を引き合いに話していった。
続けて「たしかにオレが(選挙特番で)やったことも興ざめだったと思う。『何を、失敗を前提にしているんだ』っていうことだと思うんだよ。ウチの社長の場合は『私が全部責任を取る』っていうので、そういう女性リーダーを近くで見ているわけですよ。何度もTBSの社長同士の話とか繰り返して。オレは『これからやろうっていうのに、そんな…』って思うわけだよ。オレはどっちかっていうと『やっちゃおうよ!』という側なので、これからやろうとすることに水を差さないでっていうのもわかるし、そもそも景気っていうのは気のものですから、高市さん人気でみんなの気分が上がっているんだったらっていうのもわかる」と率直に口にした。
その上で「オレは、そこが日本人のいいところであり、でも危ういところでもある。根性論じゃうまくいかないなっていう部分もあるので、その辺は複雑なんですけどね。オレとしては、そこは言ってみれば、日本のいいところでもあり、悪いところでもあるから。でも、すべては民意ですので、みんなが高市さんが正しいっていうのなら、オレはそれはそれで構わないと思うんだけど。オレは責任の所在を明らかにするっていうのは言っていたんですけどね」と呼びかけていた。
番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。