なにわ男子の大西流星、timeleszの原嘉孝がW主演する東海テレビ・フジテレビ系連続ドラマ『東海テレビ×WOWOW 共同製作連続ドラマ 横浜ネイバーズ』のSeason1(毎週土曜 後11:40)が10日からスタートする。このほどクランクインの模様と、フジテレビ系列の連続ドラマで初主演を務める大西、大西×原の対談コメントが到着した。
【場面カット】何の話を⋯真剣な表情で話を聞く大西流星
原作は岩井圭也氏による令和版「IWGP」と話題の人気小説。大西が演じるのは、中華街で育った“頭は切れるのに怠け者”という一風変わったニートの青年・小柳龍一(通称:ロン)。原が演じる兄貴分の刑事・岩清水欽太(通称:欽ちゃん)や仲間たち“ネイバーズ”と協力しながら、さまざまな事件に挑んでいく。横浜を舞台に、人情とミステリーが交差するヒューマン・エンターテインメント。
9月上旬、真夏の暑さが残る横浜中華街でクランクイン。早朝の人影まばらな香港路にはエキストラが集合し、観光客の動きを一つひとつ確認。カメラワークを微調整する監督の横で、小柳龍一役の大西が現場入り。肩にかけたトントンをステッチしたトートバッグ姿が目を引き、スタッフから「似合う!」と声が漏れた。
最初の撮影は、1話で登場する中華街の中華料理屋店主とのコミカルなやりとり。立ち位置やセリフの間合いを確認しながら、自然な掛け合いを作り上げていく。陽が照りつける中、長袖のスタジャン風衣装で汗をにじませつつも、「もっとチャーミングに!」という監督の指示に、ニコッと笑顔で応える大西。汗で顔がゆがむこともなく、現場の視線が、自然と彼に集まった。
横浜駅の近くでの撮影に移ると、趙松雄役(通称・マツ)の高橋侃、かすみ役の並木彩華、涼花役の松本麗世と合流。強風が吹く中、スタッフが防風ネットを設置して万全の準備。監督が「もっとやっちゃっていい!」とマツのキャラクターにゴーサインを送ると、現場の空気は一気に活気づく。笑い声が増え、現場のテンポが一段上がった。
高橋は「ロンとマツ、どちらが先に歩くべきか」と監督に相談し、2人の関係性を丁寧に表現。急ぐ場面では、焦りと冷静の比重を見極めながら反復し、歩き方一つでキャラクターの心情を描いていた。暑さと強風という厳しい条件にもかかわらず、笑顔と活気があふれる現場となった。
第1話のゲストには、横浜中華街の占い師・宮本昭恵を柴田理恵、闇バイトに手を染める青年・富沢昂輝を俳優・望月歩がそれぞれ演じる。柴田は「ちょっと怪しくてうさん臭いけれど、人間味あふれるおばちゃんとして、過去の傷を抱えながらも力強く生きる姿を表現できたらと思いました。注目してほしいポイントは、若者を教え諭す場面です。今の「トクリュウ」の若者たちに対して、年配の人たちが本当に伝えたいことを代弁していると思います」とコメント。
望月は「作品の中で再会できる方が多く、とてもうれしかったです。しかし、現場ではチームとしての一体感を間近で感じたことで、『自分ももっと関わりたい』『うらましいな』と思う気持ちも芽生えました」と名残惜しそう。「闇バイトについて詳しいわけではありませんが、「安易に受けそうな人」を意識して演じました。その軽さや危うさが伝わればうれしいなと思います」と役に込めた想いを明かしている。
■大西流星コメント
ロンは、すごくのんきなキャラクターだなと思います。でもその一方で、友達のことを本当に大切にしている
気持ちがしっかり伝わり、そこはすごく共感しています。
芯はちゃんとしているのに、普段はあまり深く考えずに、「のほほーん」と生きている感じがあって(笑)。
そのあたりは、オフのときの自分にも少し似ているのかな、と感じました。
一方で、ピンチな場面で自分の体を張れるかと言われると、そこまではなかなかできないな、と思っていて。ロンくんの男気は純粋にすごいなと感じています。ちょっと鈍感なところがありながら、実は推理力がすごく高い。そのギャップもロンならではの魅力で、そこは自分とは違うかな、と感じています。
役作りで意識していたのは、あまり作り込みすぎず、自然にロンとしていられるようにすることです。動きもできるだけ力を抜いて、ラフに見えるよう心がけていました。無意識にポケットに手を入れたり、少年っぽさを感じさせる仕草を取り入れたりと細かな部分を意識しながら演じています。
――隣人=ネイバーズが今作のテーマの一つですが、人とのつながりで大切にしている
ことは?
人とのつながりで大切にしているのは、相手の好きなものや趣味に目を向けて、その人ならではの魅力を知ろうとすることです。そのためにも、話をちゃんと聞くことを意識して、聞き上手でいられるよう心がけています。つい自分の話ばかりになってしまわないよう、まずは相手のことを知る。そのうえで、自分のこともきちんと伝えていく。そんなバランスを大切にしたいですね。「なんとなくこういう人なんだろうな」とイメージだけで決めつけるのではなく、「自分の目で見て、自分の耳で、その人自身を知りたい」。そんな気持ちで、人と向き合っています。
――自分に近いキャラクターは?また演じてみたいキャラクターは?
僕自身は、凪みたいにちょっとクールな立ち位置でツッコミを入れる感じが近いと思います。普段、メンバーと一緒にいるときも、どちらかというとそっちのタイプですね。凪が「それ誰が言ってるん?」みたいな感じで、マツに対して少しクールめに絡んでいくのもすごく楽しくて。そういう意味では、凪とは結構似ているんじゃないかなって。マツみたいに何も考えていないように見えて、シリアスな空気の中でも一瞬で場を和ませる一言を放てるキャラクターにも、正直すごく惹かれます。ああいう存在って本当にすごいなと思いますし、そういう役柄も、いつか挑戦してみたいです!
――ロンのように怠惰な生活できるなら、どう過ごしたいですか?
僕は床で寝るのがけっこう好きなんです。フローリングの感触そのものが好きで、柔らかいところより、少し硬いくらいのほうが落ち着くんですよね。暑いときはひんやりして気持ちいいですし、寒いときも床の温もりを感じながら眠るのが好きなんですよ。「このまま一生、床でゴロンと寝られたらいいのにな」なんて思いながら過ごしています。
――今作は家族の物語でもありますが、大西さんにとって家族とはどんな存在ですか?
今は実家を出て、家族とは離れた場所で暮らしていますが、学生の頃から送り迎えをしてくれたり、ずっと支えてもらってきました。東京に出てからも、二日に一回くらいのペースで連絡をくれて、いつも気にかけてくれているのが伝わってきますね。 それに、定期的に東京まで来てくれて、一緒にご飯を食べています。 家族と過ごすと、自然と元気をもらえて、気持ちが落ち着きます。 だから、僕にとって家族は、定期的に帰りたいなと思える、本当にあたたかい存在です。
■「ネイバーズだより」大西×原コメント
大西:「原つぁん」と一緒に過ごしたのは、まだ3日か4日ほどしかないんですよ。
原:そうだね。
大西:それにしては、しっかり会話もできていますし、お芝居もテンポよく進められています。
原:だって撮影に入って間もない時の取材会も、かなり長かったよね?
大西:けっこう長かったですね。半日くらい。
原:半日も一緒にいたからね。その時間で「りゅちぇ」とは一気に距離が縮まった感じがしたよね。
大西:お互いのことをよく知ることができて、本当に良い時間でした。
原:1話の手錠をかけるところがなかなかうまくいかなくて、そこは苦戦しました。
大西:あれは結構難しいですよね。
原:しかも、ちゃんと「パンッ」と当てなきゃいけない。
大西:一発で決めなきゃいけないですもんね。
原:でも初対面の役者さんに対しては、やっぱり気を遣うんですよ。思い切りいくと痛いし、「ごめんなさい」って気持ちになっちゃう。
大西:ちょっとでも「ごめんなさい感」が出ちゃうと、もう勢いが止まっちゃいますもんね。
原:本当に難しかった。視聴者のみなさん、アクションシーンは、ぜひ見てほしいです(笑)
大西:僕はアクションというより、やられるとか、避けるとか、連れ去られるシーンが多かったですね。お芝居の流れの中で、ロンくんの“運の良さ”とか、“感情でぶつかる強さ”は、彼ならではの魅力だと思います。
原:ロンは、フィジカルで戦うというより気持ちで戦う感じだもんね。
大西:よく欽ちゃんに助けてもらってます
原:もっと感謝してくれてもいいんですけどね。感謝してよ(笑)
■第1話 被害者と加害者あらすじ
13年前、横浜中華街近くの住宅の風呂場で、少年の父親が溺死。警察は事故と判断したが、母親は行方不明に…22歳になった小柳龍一・通称ロンは、怠惰な日々を送っていた。幼なじみで刑事の岩清水欽太は、事故の真相を探り続けるも、ロンの母親・南条不二子(伊藤歩)のことは何もわからずじまいだった。
そんなある日、ロンの祖父の知り合いの占い師が特殊詐欺の被害に。高校時代に事件を解決した経験があるロンは、菊地妃奈子・通称ヒナ(平祐奈)や趙松雄・通称マツと共に犯人を追う。誰が被害者で誰が加害者なのか。現代を切り取る群像ミステリーが開幕する。