ダイエットをする理由にはさまざまなものがあるが、失恋をしたことで痩せようと決意する女性もいる。ネピちゃんさんは4年間ずっと好きだった男性にフラれてダイエットを決意。18キロの減量に成功した過程を収めた投稿は121万回表示の反響を呼んだ。一方で、クリスマス当日に彼氏にフラれてダイエットを始めた紅葉さんが投稿した、32キロの減量過程を収めた動画も5.1万回再生され、話題を集めた。ダイエットで苦労した点やコンプレックスを乗り越えた方法について、2組に聞いたエピソードをあらためて振り返る。
【写真】学生の頃や垢抜け後の横顔の違いも…ネピちゃんさんの18キロダイエットの過程
■“20歳までに絶対彼氏を作ってやる”と決意「努力もなしに一瞬でなりたい姿になれたら、人生楽しくない」
63キロから45キロまで18キロの減量に成功したネピちゃんさん。そのダイエットの過程を収めた投稿は121万回表示され、「ダイエットって1番の整形なのか」「最後の方の横顔めっちゃ宮脇咲良」などと多くのコメントが寄せられた。
幼少期からぽっちゃりで、自分が太っている自覚がなかったというネピちゃんさん。両親も祖父母も「もっと食べなさい」と言ってくれる家庭で、食べることが大好きだったという。
「祖母にはいつも『20歳になったら自然に痩せるから大丈夫!』という魔法の言葉をかけられていたので、自分の好きな物をひたすら食べる生活に幸せを感じていました」
ところが、高校1年生から4年間ずっと好きだった男性に2回告白をして2回フラれたことから、「このまま一生彼氏ができないかも」と焦り、意識が変わっていった。
「そこから徐々に自分の体型や容姿を気にするようになり、『20歳までに絶対彼氏を作ってやる!』という感情が芽生え、ダイエットに目覚めました」
小・中学生の頃は「デブ」や「お相撲さん」、『ドラゴンボール』に出てくる「魔人ブウに似ている」などと言われていたことから、目線で自分が馬鹿にされていると感じることも多々あり、今でも人の視線が怖くなることがあるという。
「これらの経験から、言葉の力は良い意味でも悪い意味でもずっと心に残り続けるものだと学びました。自己肯定感がとても低く、周りからの評価がすごく気になってしまう性格は、この昔の経験やトラウマから来ていると思います」
ダイエットは強い意志が必要だが、ネピちゃんさんは「欲に忠実」と自身を分析する。だからこそ、“頑張っている人”を見るとやる気が湧いてくるそう。
「アイドルやアニメが大好きで、ルセラフィムの宮脇咲良ちゃん、イコールラブの高松瞳ちゃんなど、キラキラしている女性アイドルの方々や、ひたむきに頑張るアニメキャラを見ると、自然と勇気とやる気が湧いてきました」
それでも挫けそうになったときは、『ハイキュー!!』でバレー部顧問の武田先生が言っていた「遠きに行くは必ず邇きよりす」という言葉を思い出していたそう。
「何かをなすには1歩1歩順を追って進まねばならないという意味で、コツコツ努力を積み重ねたその先に、自分のなりたい姿はあると思わされる言葉です。努力もなしに一瞬でなりたい姿になれたら、人生楽しくない。上手くいかないのも人生だと、時には失敗も楽しみながらここまで来ました。言葉の力は本当にすごいと伝えたいです」
約20キロのダイエットに成功したことで、人生が180度変わったと胸を張るネピちゃんさん。
「垢抜け前は『どうせ私なんて』『なんで私は』が口癖で、何一つ努力していませんでした。考えること全てがネガティブで、自分のことが大嫌いでした。自分から新しい人と関わることを避けていましたが、今は新しい出会いに積極的になっています。もっともっと自分を大好きになりたいので、これからも努力し続けたいです」
■クリスマス当日に彼氏にフラれ意識が変化「見た目だけではなく、中身も備わっていないと良くない」
19歳~25歳の間に、76キロから44キロまで32キロの減量に成功した紅葉さん。そのダイエットの過程を収めた投稿は話題を呼び、「別人みたい!」「すごい変貌」などと注目を集めた。
学生時代からバレーをしていて、全国大会にも出場した経験があるという紅葉さん。そのことから「運動をすれば痩せるし、私は筋肉質だ」と本気で思っていたが、バイト先のお客さんの一言がダイエットのきっかけになったという。
「ある日、バイト先で100キロくらいある男性のお客さんに『紅葉ちゃん最近太ったね?』『俺と同じくらいじゃん?(笑)』『若い女の子だから食べちゃうよね』と言われました。今までスポーツをやってきて、外見のことでそこまで言われたことがなく、男性から外見のことを指摘されたのがショックでした」
さらに、20歳くらいのときに、彼氏と迎えた初めてのクリスマス当日にフラれたことも大きかった。
「クリスマス当日、バイトの出勤前にリボンのついたDiorのショッパーを片手に家に来た彼氏を見て、『サプライズかな?』とワクワクしていたら、ポケットから合鍵を返されました。当時は何が原因でそうなったのかがわかりませんでしたが、『痩せて見返してやる!』と強く思った記憶があります」
太っていた時期に、SNSの裏垢で悪口を言われていたのにはショックを受けたそう。しかも、相手は小さい頃から知っている友達だった。
「大学でできた彼氏にも体型のことでフラれて、高校までがっつり部活少女だった私にとって、その裏切りはかなりきついものでした。そのときに『男の人は見た目で判断する人もいるんだな』と感じました」
ダイエット方法は、主に体質改善と、胃袋を小さくするために正しい方法でのファスティングを行っていたという。
「ファスティングというと、食べていないだけだと思われがちですが、メインは準備食と回復食なので、月のほとんどを準備食と回復食にしたことで、自然と味の好みや肌のハリも変わっていきました」
さらに、ランニング20kmや室内ダンスなどの有酸素運動と筋トレも続けていた。
「ほかにも、毎日お風呂上がりにストレッチやリンパマッサージなど、YouTubeで調べながら見つけたものは全部行いました。日常の全てをダイエットに捧げたといってもいいくらいです」
見た目だけではなく、中身も備わっていないと良くないと考え、姿勢・知識・仕草・言葉遣い・自分の素を丁寧に扱うことも常に意識していたという。
「垢抜けには自分の素(髪・歯・肌)を丁寧に扱うことが必要だと思います。どんなに頑張ってメイクをしても、お肌がボロボロで汚かったらメイクも汚く見えてしまう。どんなに肌が綺麗でも、笑ったときに歯が真っ黄色なら笑顔もくすんで見えてしまう。どんなに顔が綺麗でも、髪がパサパサなら印象としてはボサボサの人に見えてしまう。自分の素を磨いてあげれば垢抜けにつながると思います。『明確な目標はないけど、とりあえず痩せたい』といったぼんやりとした望みだとしても、どう動くかは自分次第です。痩せると決めたとき、私は好きな芸能人やモデルさんを目標にして頑張ってこられたので、自分も誰かからのそういう存在になりたいと思います」