俳優のムロツヨシ(49)、佐藤二朗(56)、山田孝之(42)、広瀬アリス(31)、福田雄一監督(57)が19日、都内で行われた映画『新解釈・幕末伝』の初日舞台あいさつに登壇した。
【写真】どういう光景?わちゃわちゃすぎる舞台挨拶
舞台あいさつ途中から参加した福田監督は、俳優陣や観客をスマホで撮影しながら登場した。今の心境を問われると「2人(ムロと佐藤)が主役の映画は福田組の悲願だった。17年間に及ぶので感無量ですね」としみじみ。重ねて「この3人(ムロと佐藤と山田)と舞台あいさつをしたのは『大洗』(2009年公開の映画『大洗にも星はふるなり』)以来なんです。ドラマはないから」としみじみ。佐藤は「『銀魂』では、1人は被りものしてたし」と、山田と思われる人がエリザベスの中に入っていたことを回顧した。そんな思い出トークに、今回が福田組に初参加の広瀬は「気まずい、気まずい!」と苦笑いでツッコミを入れていた。
また、福田組らしい大暴れの舞台あいさつに。佐藤は年上の福田監督を「福田」と呼んでいることが議題に。福田は「ずっとあなた年下なのに呼び捨てにしてるでしょ!俺、ずっと二朗さんって呼んでるんだよ!」と言及すると、佐藤は「後に引けなくなった。ずっと『福田』って言ってたらメイキングでバズってさ。年上だから『福田さん』って言いたくても言えなくなった」と、すでに覚悟を決めた表情で話して会場は笑いに包まれていた。
本作は、「ペリー来航」「尊王攘夷」「新撰組」「薩長同盟」――誰もが耳にしたことがありながら、“知っているようで知らない幕末”を、福田監督が独自の解釈で映画化。坂本龍馬をムロ、西郷隆盛を佐藤が演じ、桂小五郎を山田、坂本龍馬の妻・おりょうを広瀬が演じる。