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なにわ男子・道枝駿佑主演『君が最後に遺した歌』新キャスト9人発表 萩原聖人、井上想良、田辺桃子ら9人

 7人組グループ・なにわ男子の道枝駿佑が初の単独主演、生見愛瑠がヒロインを務める映画『君が最後に遺した歌』(3月20日公開)の新キャスト9人が公開された。萩原聖人、宮崎美子、五頭岳夫、野間口徹をはじめ、次世代を担う若手俳優の井上想良、田辺桃子、そして音楽業界を席巻してきた新羅慎二、竹原ピストル、岡田浩暉がそろう。

【写真】道枝駿佑&生見愛瑠が見つめ合い…『君が最後に遺した歌』メインカット

 本作は、一条岬氏の小説『君が最後に遺した歌』を原作に、三木孝浩監督、音楽・亀田誠治氏、脚本・吉田智子氏ら“セカコイ”のクリエイターが集結。

 詩作を趣味とする主人公・水嶋春人(道枝)と、発達性ディスレクシアを抱えながらも歌唱と作曲の才能を持つヒロイン・遠坂綾音(生見)が出会い、10年にわたり“歌をつくる”時間を通じて愛を育む物語が描かれる。春人の平凡な人生は、綾音との出会いによって大きく変わり始め、才能と恋心に翻弄(ほんろう)されながらも互いを愛おしむ姿が紡がれる。

 綾音の叔父で“マサ”こと奥田正文役に萩原が決定。陽気で人情味あふれるキャラクターで、地元で愛されるトラットリアのオーナー。自身も「マサーズ」というバンドを組んで、お店のステージを盛り上げる。また、マサは、幼い頃から親代わりとなって綾音の成長を一番近くで見守ってきた、綾音にとって特別な存在だ。

 そんなマサのバンド仲間・ケンさん役に新羅。音楽グループ「湘南乃風」のメンバー・若旦那としても活動しているが、今作では「マサーズ」ではギターを担当し、幼い頃からマサと一緒に綾音の成長を見守っているという役どころ。

 そして春人の祖母で春人を優しく温かく見守る水嶋啄子役に宮崎、春人の祖父で筆の伝統工芸士・水嶋礼史役に五頭。高齢で病院に通いながらも自宅の工房で筆づくりに励み、厳格な雰囲気を漂わせる。春人と綾音が通う高校の教師・藤田友一役に竹原。“藤モン”の愛称で親しまれる藤田は廃部になった文芸部の顧問で、春人が密かに詩を書いているのを見つけ、コンクールへの提出を勧めるなど、おせっかいをやきながらも熱い想いを持つ国語教師だ。

 さらに、春人と綾音の高校の同級生・神崎俊也役に井上。綾音の「発達性ディスレクシア」の事情を知らずに手紙で告白するも、突き返されてショックを受けているところを春人に見られてしまう。そして大人になった俊也の彼女・柊木実里役に田辺が起用されている。このほか、マサを昔から知る警官役に野間口、音楽レーベルのプロデューサーとして、綾音の才能にいち早く目を付けるプロデューサー役に岡田が起用されている。