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35周年のサンリオピューロランド、10年ぶりの新パレードはパワーアップした演出満載

 4日、東京・サンリオピューロランドにて、35周年イベント『Sanrio Puroland 35th Anniversary』オープニングセレモニーが開催。10年ぶりとなる新たなパレード『The Quest of Wonders Parade(ザ クエスト オブ ワンダーズ パレーcド)』(略して”クエワン”)が上演された。

【写真】かわいすぎ! 新パレードの様子

■新パレードは「永遠にしあわせになれる秘宝」がテーマ

 サンリオピューロランドの35周年を記念した新作パレード『The Quest of Wonders Parade』は、ハローキティが 「永遠にしあわせになれる秘宝」の神話の本を見つけたところからスタート。それぞれが思う「しあわせ」に期待を膨らませながら、ハローキティたち率いる「Adventure」チーム、シナモロールたちによる「Friendship」チーム、ポムポムプリンたちの「Special Treat」チーム、クロミたちの「Super Star」チームで、秘宝を探しに冒険へ出発する。

 上演前に行なわれたセレモニーには、今回の新パレードに声で出演したディーン・フジオカ、蒼井翔太が登場(沢城みゆきはコメントにて参加)。Revo、千葉大樹(Kroi)、TAKAHIRO、akaneと、パレードに関わったクリエイターと共に、ハローキティ、シナモロール、ポムポムプリン、クロミの4キャラクターたちも登壇した。

 セレモニーの中でディーンは、「本当に光栄なことだなと思いました」と喜びをあらわに。蒼井も「サンリオピューロランドに来たこともたくさんありますし、サンリオさんとはいろんな形で関わらせていただいたりもしております。今回はとても光栄に、幸せに思います」と笑顔で語った。

 ほか、振付を担当したTAKAHIROらによる生レクチャー、ポムポムプリンの友だちのマフィン・ベーグル・スコーンによるオープニング映像も上映。抽選で選ばれた150組のゲストも、パレードと連動したワンダーリボンライトを持ち、楽しそうにパレードを盛り上げる準備をしていた。

■ここでしか見られないキャラクター同士の交流も

 パレードが始まると、天井からはフロートに乗ったハローキティが登場。その後、物語のキーキャラクターの司書(ライブラリアン)の3名が登場。歌とダンス、そして空中でのパフォーマンスで、会場にいるゲストたちを盛り上げた。

 そんなオープニングを経て、途中からはシナモロール、ポムポムプリン、クロミ、ディアダニエル、リトルツインスターズ(キキ&ララ)、ウィッシュミーメル、マイメロディ、ポチャッコ、マイスウィートピアノ、あひるのペックル、バッドばつ丸、ハンギョドンが続々と登場。ピューロランドのシンボルでもある、知恵の木を囲むように楽しそうに踊る姿が可愛らしい。

 また、フロートからクロミが降りる際には、バッドばつ丸が手を取りエスコート。このパレードだからこその、キャラクター同士の交流を楽しめるのもポイントだ。

 新パレードは、従来よりもさらにパワーアップした照明、映像が映し出されるフロート、ミストやスモークなど、新たな演出が満載。約25分間上演で、キャラクターたちと共に冒険に出かけたような気分になれる内容となった。

(写真・文:於ありさ)